テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル


【保】鎖心 囚われの身体 − 旧・小説投稿所A
RSS | 感想 | TOP
【保】鎖心 囚われの身体

|<< < 2 / 4 >>|

しばらく取り付かれていろいろな事がわかった。
まず痛みや寒さと言った感覚はビアル、グラードンとも感じる。
また味覚はビアルだけしか分からない。


この後もビアルはグラードンの身体で食べ続けた。
グラードンの心は一匹たべる度深い傷を負った。

「ふぅ食った食った。お前の友達は美味しいな。」
相当な腹を見つめながらビアルは言った。
(・・・・・)
グラードンは精神的ショックで言葉が出ない。
「まぁ昨日まで一緒に遊んでた仲間を自分が食ったんだからな。そりゃ悲しいわな。」
グラードンの気持ちを逆なでするような言葉。
(僕じゃない!食ったのは君でしょ…)
「まぁまぁそう怒るなよ。もうお前の友達はいないから大丈夫だろ?」
(………………)

「この森にはもうポケモンはいないな。次の街にいくぞ。」
(次の街って…まだ食べるの?)
「この身体が大きいおかげだな。」


森を出て街に向かうビアル。
途中一軒の店があった。かなり小さい。
ー捕食専科ー
「変わった名前だな。入ってみよう。」
(ううっ…もう捕食って文字を見るのも嫌だよ。)
ガラガラガラ…

中には小さな集金箱。ボタンが三つ付いている。
「なになに、お金をいれて好きなボタンを押してねだって?ちょっとやって見ようか。」
ビアルがお金を準備する。
(嫌な予感しかしないよ。)
カチャ…チャリン♪
「よし。赤いボタンを押して見ようか。」


ててーん♪あたりだよ。

「おっあたりだ。何だろう」
いきなり後ろの方から声がした。
「それは幻覚だ!今日こそ勝敗をはっきりさせよう。グラエナ。」
と言う声と共に黒い玉が飛んで来た。
(痛っ!?)
「ぐえっ!?」
もろにその攻撃を受けた。
[君、身体を乗っ取られて困っているでしょ。待ってて今助けてあげる。]
ビアルには聞こえない、グラードンだけに聞こえる声で言った。
(誰だか知らないけど、よろしくお願いします。)

「お前もしかして…ルカリオか?」
「そうだ。他人様に迷惑をかけるのもいい加減にしろ。」

ルカリオ…昔グラエナとともに生活をしていたポケモンだった。
グラエナが捕食に狂うまで一緒にいたが狂ったあとは捕食について喧嘩になりそれぞれの道を辿る事になった。
ルカリオはグラエナが他人に取り付くと止めに入りグラエナをその身体から追い出す事を続けて来た。

「お前もしつこいな。そこまで俺が捕食するのいけないか?」
「他人を巻き込むなと言いたいんだ。」
「いいぞ、分かるまで力尽くでも教え込んでやる。」
(どうやら勝負が始まりそうだ…)
「いざ尋常に勝負…と言いたい所だがいくらなんでもグラードンの身体だったら勝ち目は無い。」
「俺には身体がないんだ。お前もわかってるだろ?」
(ちょっと待って、僕の身体を使って戦闘するの?」
「そうにきまってるだr…」
「隙ありっ」
油断しているビアルの脇腹にすかさず攻撃をした。
「いってぇ。話してる途中に攻撃なんてひきょうだぞ!それならこっちだって…」
ルカリオの動きを読み、身体の力を生かした強大な攻撃をしかけた。
「ぐはぁっ」
ルイスは小屋の壁に身体があたり、小屋の屋根が落ちルイスを下敷きにした。
それでも容赦無くビアルの攻撃が続く。
小屋の屋根の上に登り空高くまでジャンプしそこから一気に落ちる。
グラードンの身体の重さで小屋の屋根が壊れる。そして直接ルカリオの背中の上にグラードンの身体が…
「ぐふあっ…」
とてつもない重さと圧力が小さい背中にのしかかる。
「それでも私に逆らうか?」
「さ…さすがに…グラ…ドンの……体では………」
相当ダメージを食らっているようだ。
「まだそんな事を言うか。もう絶対に言わないようにしてやる。」
「ど…どういう……いみ…だ……」
「食べるっていみだ」
と言い舌を出しルカリオを舐め始めた。
「うぅ…や……め………ろ………」
「じゃあやめてあげる。ルカリオってリオルと同じぐらい美味しいね。」
(ふうよかった。もうポケモンが食べられるのは見たくないし…)
「なに言ってるの?食べるよ」
(へ?さっきやめるって言ったじゃん。)
「舐めるのをやめただけ。つまり彼は早く食われたいんだって。
「うっ…ち…がう…」
ルカリオの声も聞こえず、
「じゃあそろそろ美味しくいただくね。」
と言い、ルカリオを瓦礫のしたから引き出し、口の中に…

パクン…ゴクッ…

「砂の味がする…」

(ルカリオ…ごめんね……でも僕からはどうする事も出来ないんだ……)

グラードンの心の傷を癒せる事も無く、数々の命が自分の身体で失われる現状に心はどんどんボロボロになって行った。
そんなグラードンの真意も知らずビアルは数えきれぬほどのポケモンを食べていった…




公開するのが恥ずかしい・・・

(だったら公開するなよ)

いや僕はコメントをもらうのが好きなんだ。

と言う事でコメントお待ちしております。
<2011/06/18 23:40 akod>
消しゴム
|<< < 2 / 4 >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b