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友の頼み − 旧・小説投稿所A

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友の頼み

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アンクルに食われたと言ってもそうすぐには奥へ行かなかったので私は喉をまだ歩いていた。

「・・・空気が相変わらず薄いなぁ。酸欠状態の肉の洞口だなこりゃ。」

酸素を魔法で発生させながらそんなこと言って歩いていると胃の入口に着いた。

「・・・昔より酷いなぁ。」

やはりお腹が痛いのか胃液は出るわ消化不良が残っているやら・・・こりゃ重傷か?っと私は思った。

「・・・さて、準備は出来たから探すか。」

高熱でコーティングされたフード、浮遊靴、金属探知器みたいな携帯機器。一体何処にこれらがあったのか?って思うがすべてカード状態で持っていたからである。

「・・・こりゃ早く原因をつきとめないと今後楽しめないなぁ。」

私はこんな荒れた胃より昔の様な何も無い広い胃が気に入っていた。だがここまで荒れていると気に入らない。

「・・・・・・・・・」

所々金属探知器で見つかる鉄の塊から多分命知らずの兵隊が攻めてきたんだろうと思った。その時だった。

「ん?かなり大きい反応があるなぁ・・・」

それは幽門の近くからだった。



<2011/05/14 21:18 たぐとも>消しゴム
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