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友の頼み − 旧・小説投稿所A

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友の頼み

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「アンクル?・・・寝てるかな?」

私は洞口に着き、一声かけてみたが返事がない。
寝ているだろうと思い奥へ入ることにした。

「・・・にしても暗いとこでよく住んでいるなぁ」

「・・・それは褒め言葉かのぅ?」

シュッと一瞬素早い音が聞こえたかと思うと私は何か固い物に巻き付かれ、地面から足が離れていった。

「久しぶりだのぅたぐとも。」

「・・・久しぶりだけどいきなり尻尾で巻き付けないでよ。ビックリしたじゃないか。」

「さて、何の事かのぅ♪」

「うぶっ・・・。」

いきなりアンクルに舐められ、呼吸が詰まりそうになったが相変わらずアンクルは元気らしく私はホッとした。

「最近はワシ一人で寂しかったぞ。」

「すまないな。私がもっと早く訪れていれば・・・」

「まぁ、たぐともが来てくれてワシは嬉しいぞ♪今夜はワシを楽しませてくれぬか?」

「いいに決まってるだろ?」

私はアンクルを慰めるような感じに舌を優しく撫でてみた。

「ぬぅ・・・よい味をだしてるのぅ。今夜が楽しみだぞ♪」

「そうか、本当によかった。」

「さて、夜までは時間がまだある。ワシと話さぬか?」

アンクルは私を降ろしてくれた。

「いいよ。何を話す?」

アンクルはうずくまり私の背もたれになってくれた。そして夜になるまでしばらく話していた。



<2011/05/14 21:18 たぐとも>消しゴム
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