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【保】無夢 悪夢の中に − 旧・小説投稿所A

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【保】無夢 悪夢の中に

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2を選んだ方

「油断したか…まあいい、2匹も一緒に食べる事なかろう。」
と言いラティオスの方を睨みつけた。
「う・・・ううっ・・・ん」
ラティオスはもう半分意識が飛んでいる。尻尾で巻きつけられている圧力によるものだろう。
「さぁて、2匹とも逃げられたらつまらないし。まあ気絶仕掛けが逃げる事もないけど・・・」

バキッ・・・ボキッ・・ボキッ・・ペキペキ・・・・

骨が折れるような鈍い音…いやラティオスの骨が折れた音だ。

「ん!?痛い…イタッ、やめてくれぇ。ぐふぁっ…」
このショックと激痛でラティオスは意識を取り戻した。
「あれ?気絶してたんじゃないの?」
とダークルギアが悪魔のような目をして言う。

「・・・・・・・・・」
この様子を見ていたラティアスにはどうする事もできなかった…
大切な兄を失いそうだと言うのに、恐怖で動けない…




『に…逃げ……ろ……早………く… ……』



ラティアスの頭の中にこの言葉が伝わって来た。

「テレパシー……」

ラティアスは泣きながら、またダークルギアに気づかれないようにゆっくり洞窟を出て行った…



「妹は逃げたようだな。助けに来たのに恩知らずないい妹だな。」
「いいや、僕が逃げろと言ったんだ。」
言ってから後悔した。こうなるとダークルギアはラティオスが逃がしたということになってしまうではないか。

「まあいい、さっきリオルを食べて腹が膨れている。お前だけで十分だ 。」

ペロッ…ヌチャ……

「う…ぬぬぅ…」
唾液が身体中にまとわりつく。
「結構美味しいじゃないか。なんか[正義]って味がするぞ。」

ペロッ…ベロッ…

段々ダークルギアの舌の動きが激しくなってくる。
「うへっ…ぐっ…やめてぇ…」

「味見も終わったしもうそろそろ頂くよ。」
ラティオスに絡んでいた尻尾がゆっくりdだダークルギダークルギアの口のそばへ・・・

パクッ

「……もう終わりだ……」
頭を横切る絶望感…もうこのままなんの抵抗もせずに飲み込まれてしまおうか…

ここはダークルギアの口の中、唾液の海。
その中舌にもみくちゃにされるラティオス…

「どうだ?私の口の中は?」

「もう…もうそのままのみこんでください…」

「ほう、決心が付いたのか。」

ごきゅ


「結構美味しかったぜ。」

end



後書き

なんか終わりが早いです(ラティオスの諦めも早いです)

飛行機内で書くと頭が痛いです。

感想お待ちしています〜
<2011/06/18 23:26 akod>
消しゴム
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