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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}

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ス「ん…?」

ルナメス、ギラン、シュルツ…
三人が隠密に姿を消してる中スイトは誰かの歩いている音が聞こえた。ズシンズシンとした大きな音は恐らく竜、
一体誰だと思い俺は正体を拝むことにした

ス「あ、グライフ!」

グ「ん、お前は…確かスイトと言ったな?」

ス「うん、そうだよ」

グ「なんだ、こんなところで何してんだ?」

ス「え、まあ暇つぶし」

苦笑いのままスイトは言うとチラッと三人の様子を見てみると
ギランとルナメスはグライフを警戒していてシュルツはボカンとした状態であった

グ「ん、何見てるんだ?」

ス「いや、別に」

グ「ふん、それにしても妙だな」

ス「え、何が?」

グ「さっきシュルツの声が聞こえたが、それに見知らぬ二人の声もな」

険しい顔をさせてグライフは辺りを見回した。何か妖しいことに感づいたのだろうか

ス「あ、それは…気のせいじゃない?」

グ「そう思えんが、俺に何か隠してないか?」

ス「別に〜隠してないよ」

慌ててスイトはグライフから視線をそらす。その目を合わせようとはしない、仕方なくグライフはこっそり尻尾をスイトに寄せ付けていき

グイッ!!

ス「うわ!?」

グ「ククク、捕まえた」

呆然と立っていた為スイトは尻尾の存在に気づかずにそのまま拘束されてしまった

ス「な、何するんだよ?」

グ「腹が減ってな、少し味わせてもらうぞ」

ガブ!

スイト「いた!」

シュ「ぐ、グライh…!」

ギラン「バカ。死にたいのか?」

巨大な牙で背中にある体の皮膚が食い破れ血がタランと流れた
大急ぎでシュルツは止めようとするがギランに呼び止められてしまい声が出ないよう口を塞がれた

ガプッ…ガプッ…ヌチュ…ミチャ……

ス「う、うう…うえ……」

グ「やはりお前は旨いな♪」

ス「うう……そりゃどうも」

彼の巨大な舌が容赦なく顔中を舐められていきべっとりした唾液と生臭さに喘いでいた

バクッ……グチュ…ブチュ…ビチャ…ペロ…

ス「ううう…ああ…!」

口に入れ込まれ、舐め回されて牙で体をぐいぐいと押し込まれたりしていてバタバタ抵抗する無駄に終わり
分泌してくる唾液に溺れそうになりながらも苦しそうに悶えていた

モゴモゴ……ペっ!

ス「うえ!?」

突然口から飛び出し地面へ落とされた
地面が唾液でびちょびちょに水溜まりを起こしていて面食らったスイトは汚れた服を抱えてグライフを見上げた

グ「クク、今日はこれくらいにしといてやる。次会ったら消化してやるからな、覚悟してけよ?」

ス「う、うん…」

そう言い残すかグライフはどこかへ行ってしまった
呆然と立ち上がると隠れた三人が帰ってきた

シュ「け、怪我とはないのか?」

ス「うん、ちょっと噛みつかれただけだよ」

シュ「すまないな、グライフはああいう性格なもので」

ス「ううん、心配ないよ。ところでギラン、さっきは何で隠れてたの?」

ルナメス「忘れたの?あたし達は耳とか嗅覚が良すぎるってことを」

ス「あ、そういえばそうだね」

シュ「え、ええ…?」

ルナメス「あたしの場合目と頭が良くて、ギランの場合は耳と鼻が良いのよ」

ス「頭って、どゆこと?」

ルナメス「何よその反応?」

ス「いや、別に」

そして大人しくルナメスの説明を聞いた

ス「なるほど、だからさっきグライフが来るのを察知して隠れたってわけか」

ギラン「そうだぞ、先程の竜の足音に気づかなかったらそのまま餌になったのかもしれなかった」

シュ「そ、そうだったのか。だからあんなことを」

ルナメス「説明はここまで!しばらくはお世話になってもらうからね!!」

ギラン「……………………」

鮮やかに笑ったまま二人は立ち去った
その後は俺とシュルツも一緒に自分の部屋に戻り楽しく話し合いをしてた







<2012/03/23 22:11 スイト>消しゴム
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