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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A
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竜との日常{続編}
− 食われる運命 (少しグロあり) −
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ス「シュルツ…とグライフかな」

シュ「はい」

グ「そうだが?」

ミ「じゃああたし達も紹介するね。あたしはミレア!」

ジェ「私はジェネラス」

ネ「私はネージュ。よろしくね、坊や達」

グ「う…」

シュ「な…よ、よろしくです」

鮮やかに美貌な顔を近づけては目でパチクリさせてウインクする。二人は動揺するもこれはネージュの魅力作戦に写してるに過ぎない

ネ「ふん、まあいいわ…今晩ここに泊まっていきなさい」

シュ「え、いいのか?」

ネ「ええ、いいわよ♪」

シュ「ありがとう…それじゃあお言葉に甘えるとするよ」

ネ「(帰す気ないけどね♪」

ス「…?」

やったとキャピキャピするネージュに疑問に思いつつ、二人はこの洞窟にいると言うことでその場で大人しく座り込んでいた

ミ「じゃあグライフとシュルツの分も加えてご飯作るわね」

シュ「え、わざわざ料理を作ってもらえるなんて…とんでもない」

ミ「いいのよ、別に遠慮しなくても♪」

シュ「は、はい//」

グ「け…」

ス「……………………」

桃竜のニコリとした笑顔にシュルツはたじたじな状態であった
と言っても人数的にトマートとかの分があるのでミレアの料理する量はかなりのものだろう

ス「あ、それと…俺はスイトです」

シュ「スイト…ですか、こちらこそよろしくお願いします」

グ「よろしく…スイト(ボソリ」

ス「うん?」

一瞬グライフの声が聞こえたが俺を見上げた時にはもうそっぽを向いていた。が、竜とはいつも仲良くしているどうせならグライフも仲良くしようなどとスイトは思った

ス「まあ、いいか…今はいいよな」

グ「何をぶつぶつ言っている?」

ス「いや、別に」

見てるだけで分かる
ぐだっと力を抜いたまま目付きは鋭くなっていて明らかに機嫌が悪そうだと

ス「じゃ、じゃあ俺はこの辺で」

グ「待て…」

シュルッ…

ス「え?うわ!?」

去ろうとした動きが止まり
グライフの尻尾が俺を巻き付けて拘束にかかりまた森でやられたように顔を近づけられた

ベロリベロリ…!

ス「ん、んんん!」

シュ「お、おいグライフ!?」

ス「な、何するんだ」

グ「腹が減っている、ちょいと食わせろ」

ス「ええ…まだそんなことを」

シ「やめるんだグライフ!」

ドン!

シュ「う!」

グ「シュルツ…お前は黙ってろ」

ドシンと足を地面に踏み入れて
地面に軽い震動を起こさせた

グ「おい、ネージュ…この人間を食っていいな?」

ネ「いいわよ、あと消化しても構わないから」

ス「お、おい!ネージュ!」

グ「そうか…ククク」

ス「あらら…」

グライフの口元から涎をだらだら垂らしていてそれを舐め取ろうとジュルッと舌で舐めずって液を拭き取った

ス「い、いや…今はやめよう」

ガブッ!

ス「ぐあ!?」

グ「うるさい…これ以上言ったら次は噛み砕くぞ?」

ス「は、はい」

背中にジンジンと急激な痛みが感じてとろっと何かが流れている
恐らく牙を使い背中に食い込ませて俺を少し噛んだと予想がつく。その証拠にグライフの牙から少し血が付いていて俺の背中からも血が流れ込んでいるのだろう

グ「いただきます♪」

ス「ああ…」

バクン!

生暖かい吐息とともに巨口がスイトを覆い被り
今から死へと繋がる口内に閉じ込めた





<2012/02/07 22:50 スイト>消しゴム
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