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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}
− 過去に浸る −
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ト「これで何度目だろう、お前が私に会いに来るのは…」

ス「さあ、それは俺にも分かんないな…」

ト「そうか…」

ス「………………」

またの再開をした二人は大きな木に寄りかかってお互い近寄り空を眺めている。けれど一般の人がこの光景を見てどう思うだろうか。だって彼女はこの森に暮らしている人喰い魔女として恐れられているのだから

ス「………………」

だがスイトはそれを知ってるのになおその魔女と一緒にいるのだろうか。過去にスイトは魔女(トレゾア)に襲われてしまい、食べられてしまったと言うのに…

ス「あの時は…本当に怖かったな(ボソリ」

ト「?」

とここでスイトはこの森に迷い込んでしまった自分を思い出す。そしてトレゾアと会い、急に魔女狩りに来たのか?と言われ、何か勘違いをされるも彼女に食べられてしまい一生魔女のペットとして扱われる自分が…

ス「………………」

あの時…魔女は金色の竜に変身し、俺はなすすべなく金色の竜に味わされ、何度か弄ばれてしまい、何時か魔女に魅力され自らペットになると口にしていた。そしてもう何も考える事がなくなっていた

だが魔女は急に家族を忘れろと言い出し俺はハッと我に帰っていた。…が気づくのが遅く、金色の竜の口内にいる自分はただの哀れな獲物、必死に抵抗はしたがそれもつかの間…舌に遊ばれ、そして喉へ拘束されて呑み込まれてしまった

ス「………………」

その時が一番の恐怖を感じていた
胃袋へ到着した自分の大切な記憶が忘れるまで体中を揉みほぐしては俺は胃袋でも弄ばれしまい、自分の中の意識が持って逝かれてしまいそうになり、何よりそれが怖がった

それで長い胃壁マッサージに心地良く感じてしまった俺は意識をぼーっとしたまま魔女のペットになるって言ったんだっけ

ス「ん〜」

そしてあまりに恐怖を感じたのか俺は腹の中で泣いていた。それで恐怖のあまり体はガタガタと震えてもいた

その声が聞こえたのかトレゾアは泣いているのか?と言われて俺は泣いてないと拒否してたら何故か知らない内に吐き出されたよな

ス「…何でだろう……」

あれを思い出す旅に俺にはよくわからなかった。なぜ彼女は俺を吐き出したのか…

それで彼女は素直に言えば良いのにと言われて抱き寄せて来たな〜けど俺はひねくれ者だしそんな事言える訳がない

ス「…………………」

そんでもって泣き虫で素直じゃない奴は願い下げだと言われて急にギュッと抱きしめて来た。俺はそれに応えて抱きついてしまったけど

そしたらトレゾアは家族を忘れる事は無理か?と言って来たから俺はどうかなと言い返していた。けどその時だろうか、俺は彼女に魅力していたのは

ス「………………」

そして再び彼女にギュッと抱きしめられ、それが終わるとトレゾアは何かやりたい事はあるか?と言い出し俺はつい狼と答えてしまいトレゾアは金色の狼に変身した。まあそこは俺の本能だから仕方ないか(汗

んで後々金色の狼に舐め回されたり甘噛みをされたりしてまた呑み込まれたんだよな。そこで今度は泣かせないという言葉が気になるのだが

ス「………………」

また胃袋に収まり、俺はすぐ胃壁に密着され、彼女は何か言いたそうにして俺は声をかけた

そこでだろうか、急に彼女は俺に名前を教えてもいいかと考えていたと言って来たのは

ス「トレゾア(ボソリ」

そしたら俺は彼女のある約束を誓い、自分をトレゾアと名乗った…

ス「宝……か…」

その言葉に気になり、その名前ではフランス語で宝と呼ばれている。だがその裏腹にトレゾアは作品とも呼ばれているらしい…でも一体それは何なんだろ

名前を聞いた俺はふむふむと納得し、そう約束すると何時か揉まれてると俺は段々とある気持ちが溢れていたしまったのかトレゾアにある事を言ってしまった…それは……

ス「…ってちょっと待て!!」

ト「!?」

急にスイトは慌ててしまい、回想を止めてるとトレゾアビクッとしてスイトに振り向く

ト「…いきなりどうした?」

ス「いや、えっと……す、寿司」

ト「…寿司?」

スイトの意味不明な発言にトレゾアは首を傾げてしまう

ス「ははは(汗」

あんな事を言ったなど他人には言えない…そんな感じだ…
その後、なんだかんだと言ってる間にトレゾアにまた来てくれるか?と問いかけて来るので俺はまた来ると言うとトレゾア森を抜けられる方法を教えてもらい、無事住処へ帰る事ができ、今ではまた森へ入っては遊びに来ている訳だ…

ト「…スイト」

ス「何?トレゾア」

チュ…

ス「…!!」

妖艶な声がスイトに呼びかけ、振り向くとトレゾアに頬をキスされピクリと一瞬だけ固まっていた

ス「と、トレゾア(照」

ト「………………」

今度はうっとりと顔を見つめられスイトは少し慌て気味になってしまう。ここで思うとあの時見た人喰い魔女とは大違いだとスイトは心の中でそう語った

ト「…何かして欲しい事はあるか?」

ス「あ、ああ…」

これはいつも聞くトレゾアの言葉。今日は何に食べられようか俺は迷っていた

ス「う〜ん」



ト「はあはあ…」

一方…
ようやく三匹の子竜から解放されたトマートは紙切れをミレアに渡してくたくた状態である

ミ「…ネージュ、またあの手紙だわ」

ジェ「……………」

ネ「またか…」

ト「あ…」

渡せれた紙をネージュは呆れたように見てビリビリと破く

ミ「最近、スイトの奴こっそりと出かけて行くのよね〜」

ト「え、スイトさんが?」

ジェ「うむ…」

ネ「本人に聞いてもどっか遊びに行ってたとか言ってるけどなんか隠してるのよね〜」

ト「へえ〜」

と納得してるトマートにミレア達はごそごそと洞窟へ出て行く

ト「あれ、どっか行くの?」

ミレア「決まってるでしょ、スイトを探しに行くのよ」

ネ「今度こそ何やってるのかとっちめてあげなきゃ(ニヤリ」

ト「……(汗」

ネ「さ、トマも行くわよ」

ト「え、えええ!?何で僕も!?」

ネ「決まってるでしょ…あんた暇そうだし、探すの手伝ってよ」

ト「え〜今はじゃがりこタイm…」


ドゴオオオォォンン!!


ト「ぶわあああああぁぁ!!」

即座に水色の手から巨大な氷の槍をトマートの間近へと突き刺した

ネ「行くわよ?(ニコリ」

ト「は、はひ(泣」

どす黒く思える笑みを見せてトマートはこくこくと頷きネージュ、は氷の槍をどこか遠くへぶん投げた


シュルリ…


ト「むわ!?」

突然トマートの体にネージュと思われる水色の尻尾が巻きつきじたばたと暴れるが虚しく終わる

ネ「さ、スイトを探しに行きましょ」

ミ「ええ…」

ジェ「うむ…」

ウ&ロ&シ「おおー!!♪」

ト「誰か助けて(汗」

と皆はそう言うと
ネージュが一番に飛んで行き、それに続いてミレアとジェネラスと飛ぶと子竜のウンブラとロイとシンは後を追った

ト「助けて〜」

トマートだけはネージュの尻尾に巻きついたままであり、地上を見て唖然としていた

ト「ひ〜落ちたら死ぬって(汗」

あまりにも高さに少し恐怖を感じていた

ト「こ、怖いな〜」

と言い尻尾に巻きついているトマートはハラハラドキドキとして落ちるないだろうなと暗示してジッとしていた


今回は文章が多いな〜
ま、トレゾアを語るのに仕方ないか…

ミレア「もう、一体どこにいるのよ…」

天空の空を見れば分かるさ(ニヤニヤ

ネージュ「ふ〜ん」

ま、ある奴は立ったと確定したも同然だ(ニヤリ

ジェネラス「?」

さて、どうなるかな
<2011/09/02 00:07 スイト>
消しゴム
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