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怪獣警官 対 お騒がせ神様コンビ − 旧・小説投稿所A
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怪獣警官 対 お騒がせ神様コンビ

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「あー、スッキリした」

「月夜兎を敵にまわしちゃいけないことを改めて認識したよ」

そのまま立てこもるかと思いきや、なんとあっさりノコノコと出てきた。

「動くな!お前たちは完全に包囲されている!」

拡声器を持った機動隊の隊員が怒鳴る。

「ありゃま?警察だ」

「月夜兎、なんだかお巡りさんたち怒ってるみたいだよ」

ところが殴り込みをかけた鉄砲玉(?)は悪びれるどころか、頭にハテナマークを浮かべてる。
もしかしてなんかヤバいクスリとかをやってるパターン?

「武器を捨てろ!」

盾を持った機動隊の隊員たちがジリジリと間合いを詰める。

「もしかしてヤクザさんたちを殴っちゃったのがバレちゃったのかなぁ?」

「多分な」

バレるもなにも、あんなに派手にやらかして周りが気付かないって本当に思ってたんだろうか?

「総員かかれェーッ!!」

機動隊の隊員たちが一斉に鉄砲玉(?)に飛びかかった。
例え歳が若かろうとも、犯罪者は犯罪者だ。
警察は一切手加減は−−

「よっと」

鉄砲玉(?)の二人は機動隊の隊員たちを飛び越えた。
比喩表現ではなく、マジで飛び越えた。
なんつー身体能力だ。
って、感心してる場合じゃない!

「止まれ!」

オイラはその二人の進路に立ちふさがった。

「な、なんだコイツは!?水神、お前の同族さん?」

「いや、こんなに大きいのは有り得ない」

二人は口をパクパクさせていた。

「さてと、署まで来てもらおうか」

オイラはそう言って、二人を器用につまみ上げる。

「何する気なの?」

中性的な顔立ちをした女の子がオイラに聞いてくる。

「絶対に脱走出来ない場所にちょっとの間だけいてもらうよ」

オイラはパッと手を離し、二人を口の中に収めた。




次から三人称視点になります。
<2011/06/28 21:35 とんこつ>
消しゴム
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