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高校生とドラゴン − 旧・小説投稿所A
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高校生とドラゴン
− 喰う者と喰われる者 −
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「もう一度、言う。俺の名前はロック。お前の名前は何ていう?」

「ぼ…僕の…名前は……………Mだ」

僕はおどおどしながら、2m50p位の二足歩行立ちをしている緑色のドラゴンに言った。

「次の質問だ。2つの選択肢から選べ」

「な……なんだ!!?」

僕は少し緊張しながら、次の質問を聞く準備をした。
「俺にぼこぼこにされて無残に喰われるか、マヨネーズやソースなどの調味料をべったりとお前の体中に塗って、しゃぶられながらゆっくりと喰われるか選べ。10分の有余の考えをやる。ただし、逃げたりをしたら……分かるよな?」

ジュルリ!!


緑色のドラゴンは舌舐めずりを一回して、目を閉じて僕の部屋の壁に腰を掛けた。


「ちょ……待って…く…」
「時間は進む一方だぞ。安心しろ。この家のドアの入り口全てに俺の魔法で開かない用にしてある。親に遺言書でも、書いて置くんだな。ふはははぁ〜!!!」

緑色のドラゴンは僕を馬鹿にするように、大笑いして再び部屋の壁に腰を掛けていた。



どうする?僕!?
奴の選択肢はどっちにしたって僕を喰うつもりだ。
一度は本物のドラゴンに喰われたいけど、今は命の方が大事だ。まだ、やりたい事が沢山あるからだ。
逃げる!?
ドアには奴の魔法と言うもののせいで開かない…。

倒す!?
無理だ。力の差が有りすぎる……。

謝る!?
何で、僕は謝る理由があるのか…。

僕はどんな風にこの家から出て、奴からをどう逃げるか考えていた。


そして…時が過ぎ……
一つの脱出法をが僕の頭に浮かんだ。


ドアは開かないけど、窓は開く…!!!自分の部屋の窓から逃げる事……。上手くいけば、外に出て逃げられるはず…。
だが、その前に何か物を奴に投げて気を引かないと、僕は簡単に奴に捕まって喰われてしまう。

そこで、思いついたのが…自分の学校用の鞄を奴に投げて気を引いて、窓から逃げる。

良し、これで行こうと思ってすぐさまに行動を実行した。

カシッ。

僕は鞄を素早く手で、掴んだ。
「これでも、くらいやがれよ!!」

僕は決め台詞を言って鞄を投げ、凄い瞬発力の速さで窓の鍵を開けて外に出た。
僕は自分の部屋の方に顔を振り向けたが緑色のドラゴンはまだ、家の中に居た……。

「僕は部活動で運動部もやっているんだ。そう簡単には、捕まらな…………」

ドゴッ!!


「…!!!」

僕は少しびくっとして何か硬いものにぶつかって、しりもちをついてしまった。


それは………



さっきまで、僕の部屋に居たはずの緑色のドラゴンの足だった………。



「ルール違反として選択肢の中から無い、俺に遊ばれて喰われる事に決定しました〜」

そう言って、緑色のドラゴンは僕を………

グワシッ!!

大きな両手で鷲掴みにして…………


ベロリ…。

大きな舌で僕の体と顔を舐めて、グパッと大きな口を開けて……僕を近付け…


バクン!!


大きな口内に入れた……。


「うぁ…。」
僕は呻く事しか、できなかった。

べったりした獣臭い口内、獲物が来て、出続ける唾液、凄まじい暑さ、左右上下と後ろを出る者を阻む、鋭い牙の牢獄、前にはピンク色の大蛇そっくりな舌。そして、その奥には舌にもて遊ばれて、大きな穴に落ち、獲物を唾液と一緒に柔らかくする、食道のマッサージがあり、さらにその奥には獲物を容赦なく溶かす胃液と獲物の動きを封じる胃壁と、獲物が逃がさない、胃袋がある。


僕は疲れてふらっとしながら、ピンク色の大蛇様な舌にくっついた。舌は意外と冷たくて気持ち良かった。


そして………


ベロンベロン…ベロン…。

僕を飴みたいに何度も唾液が付いた舌で舐め回してきた。僕はこの緑色のドラゴンの体内から出る事を諦めて舌になされるままに遊ばれていった………。



しばらくすると……
舌による舐め回しが終わった。


そして、口内が激しく動き斜辺に向いて僕に唾液がべったりと絡みつき、舌の奥にある大穴みたいな喉に吸い込まれて行った………。


次回は胃袋で色々……。
消化表現があるかも…。

読んでもらい、ありがとうございます。
<2013/03/09 22:33 M>
消しゴム
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