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高校生とドラゴン − 旧・小説投稿所A

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高校生とドラゴン
− 運命的な出会い!? −
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「さっさと家に帰って宿題を終えて、ゲームをやろうっと」

僕は小さな声で誰にも聞こえない用に呟いていた。

しばらく歩いていると、自分の家が見えてきた。

「ん?何だあれ…」

僕の目に止まったのは家じゃなくて、家の近くにある、ゴミ捨て置き場に緑色の小さい何かだった。

家を少しだけ、通り過ぎてゴミ捨て置き場に行き、僕は緑色の何かを見た。

「お〜!!!」

僕は驚いた。

そこに置いてあったのは……………。



ぷっくりとした、黄色のお腹があり、鋭そうな爪、薄く黄緑色の翼、しなやかな尻尾、赤い目をした、体が緑色の綺麗なドラゴンのぬいぐるみだった。


「カッコいい〜。綺麗なのに捨ててあるなんてもったいないから、持ち帰ろ〜うと」

僕はそう言って、鞄の中に入れて持って帰ってしまった。




時は過ぎ…………
PM‥7時43分。
宿題、晩御飯、お風呂を済ませて、僕は自分の部屋でベッドの上で布団を被りながらのんびりとゲームをしていた。

「よっしゃ〜。会心の一撃が当ったり〜♪。」



さらに時は過ぎ………
PM‥10時56分。
親は既に自分の部屋で寝ていた。僕は気にせず、ゲームをしていたが………

「はぁ〜!!寝るかな〜…」
と、大きなあくびをしながら呟いた。僕はゲームの電源を切って布団にもごもごと深くまで入って寝た。



PM‥11時3分。
僕は寝ようとしたけど、今日は部活動が無かったせいか、眠れなかった。

「あっ…」
僕は今、拾って持って帰ったドラゴンの小さいぬいぐるみの事を思い出した。

そして、ベッドから降りて鞄の中に入ってる、ドラゴンのぬいぐるみを取り出した。

「…!!!」

僕は取り出して驚いた。

「お腹が……ぷっくりしてたのに……引っ込んでいる……」

拾った時はお腹が何かが入ってぷっくりしてたのに今になって、お腹が引っ込んでいて僕は驚きながら、ドラゴンのぬいぐるみを持っていた。



すると………
ドラゴンのぬいぐるみの赤い目がさらに赤く光出し、口がぱかっと開き、白い光が放出されて僕は自分の目を両手で覆い、ドラゴンのぬいぐるみを離してしまった………。


ピカ一!!


プシュウ…。


僕は白い光の音が止んだような気がして両手を自分の目から離した。


「え!?」
そこに立っていたのは……ドラゴンのぬいぐるみじゃなく…………

「俺の名前はロック。お前の名前は?」


緑色のドラゴンだった。


すいません。
今回は喰われません。
許して下さい。
でも、次回からは捕食日和です。本当です。
<2013/03/08 15:06 M>
消しゴム
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