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本 - 旧・小説投稿所A
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「はぁ・・・どれもこれも、失敗」
朝まで夜通しでやったのに、成果はゼロ。
何を間違えたわけではない。
ただ、この研究書がインチキなのだろう。
実験用の生き物達には、一切効果が無いのだ。
どれもこれも、死んでしまう。
「・・・あれ?・・・なにかしら、この分厚い本?」
外の空気を吸うのと、朝日を浴びるという行為をしようと、玄関に向かうと・・・分厚い、不思議な本が落ちていた。
表紙には、大きな魔法陣が一つと小さな魔法陣が四つ描かれており、裏表紙には・・・詩かしら?
その本を開いてみるも、中は全て真っ白。
・・・君が、スーチランフィ・ニンキャスだね?
「!?・・・まさか、本が話しているの?」
・・・うーん、少し違う。・・・でも、面倒だから・・・それでいい・・・
「貴方は何者?」
・・・私は、悪魔。君に、力を貸してあげる・・・
いったん、情報を整理しよう。
えっと、私は玄関に落ちていた全部白紙の分厚い不思議な本を発見する。
少しすると、本から声が聞こえる。
そして、その声の主は私の名前を知っていて、自らを悪魔と名乗る。
それで、私に力を貸すというのだ。
「どうやって?」
・・・知りたいことを、本のページに書いてごらん・・・
「・・・なら、これよ」
私は言われたとおりに最初のページに
○○さんの病気を治す薬の精製方法
と、記す。
「記したわよ」
・・・本を閉じて、また開いてごらん・・・
「・・・!?・・・これで、本当に治るの!」
・・・試してごらん・・・
私は本を抱えて、薬の配合する部屋へと急いで向かう。
もしも、これで治る薬が作れるのなら・・・面倒なことからは、おさらばできる。
えっと・・・これをこれと一緒にして、こうして・・・
これの分量は・・・よし、あとは・・・これとこうして・・・
「・・・できたわ・・・」
・・・おめでとう・・・僕は、寝るね・・・
「ありがとうね、悪魔さん」
今日は祝日。
この病院の唯一の休みの日だ。
だけど、この薬の効果を試すには、使うしかないのだ。
実験体みたいにするのは、申し訳ないけど・・・これも、皆の幸せの為なんだから・・・。
「・・・どうやら、契約成立したようだ。・・・」
「はぁはぁ・・・何の話を・・・している?」
「・・・オフイム・・・お前の娘は・・・憂鬱らしいな」
「・・・それが、どうし・・・たんだ」
「・・・憂鬱とは、怠惰だ・・・彼女は、悪魔と契約したんだ」
「そん・・・な」
「お前と同じようにな・・・」
繋がってきたねぇww
<2013/02/20 01:43 ヘリオス>
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