---

眠りから覚めた俺は
体を起こそうとするが
(体が起き上がらない！？)
恐る恐る目を開けると
俺の側にはレシラムがのし掛かって寝ていた

俺が無理矢理起き上がるとレシラムを起こしてしまう可能性があると考えレシラムが起きるまでまつことにした



レシラムの目が開いた

雄大「おはよレシラム」
レシ「おはよう」

雄大「朝御飯の用意するから買い物に行くけど一緒にいく？」
とは言ったものの近くにどんなお店があるかわからなかった
雄大「この辺にお店ある？」
レシ「この辺にはないが行くか？」
雄大「朝御飯を作るためなら仕方ないか」
レシ「じゃあ行くぞ」
雄大「嗚呼」

ガチャ

戸締まりを終えて
足を引きずりながら歩いて行こうとしたらレシラムに止められた

レシ「何処に行こうとしてるのだ？」
雄大「え？歩いて行くんじゃないの？」
レシ「足を怪我してるんだから歩けるはずないだろ？」
レシ「ほら、乗れ」

そう言うと四つん這いになり
背中に乗るように言われた

雄大「ありがとう」
レシ「飛ぶぞ」

バサッ！バサッ！バサッ！
バサッ！バサッ！バサッ！



レシ「しっかりつかまってるのだぞ」

レシラムがそう言うと
雲ひとつない青空に飛び立って行った

---