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アニヲタ君とアイドルちゃん − 旧・小説投稿所A

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アニヲタ君とアイドルちゃん

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冬夜が奏と桜の家に着くと、早速ミツモリが出迎えてくれた。

「おかえりじゃ♪では、早速さっきの続きを…ジュルリ♪」

口から溢れる唾液を舐め取るミツモリ。
恐怖にかられ走り出す冬夜。
奏と桜の声がする部屋に逃げ込む。
しかし、二人は…。

「レブル〜。お願いしても良い?」
「わたしもお願いして…良い?」

レブルにそう言う二人。

「…もちろん良いぞ。ゆっくり休め」

レブルはそう答えて、一人ずつくわえ、優しく呑み込んだ。

ハグッ…ジュル…ゴクン!

そんな音が部屋に響く。

「あの子達はこの屋敷で暮らし始めてからたまに食われてたから、捕食される事が好きなんじゃよ。お主もそうしてやるからの♪」

後ろからの声に驚く冬夜。
この話し方は確認しなくても誰だか分かる。

「消化はせんから安心じゃよ♪むしろ気持ちいいと思わせてみせるでの♪」

冬夜が振り向くとやっぱりミツモリが居て、その言葉を最後に、冬夜を口にくわえる。

「ーーーーーーーー!」

冬夜は声にならない悲鳴を上げ、足をバタバタさせて抵抗する。

「…ククッ♪可愛いのう♪」

そんなちっぽけな抵抗を無視して、ミツモリは上を向く。
冬夜の頭が柔らかい肉に当たった。
そして、

ゴクン!

ミツモリは大きく喉を鳴らし、冬夜を呑み込んだ。
冬夜は狭い食道を進んで行き、しばらくして、同じ位の広さの胃袋に到着した。

「あう…くそ…」

狭いため、柔らかい胃壁が冬夜に密着して、布団のようになっていて、少し気持ち良さそうにしている。
それが悔しくて、少し悪態をつく。
さらに、ミツモリが追い討ちをかける。

グニグニ…ムニムニ…

「なっ…マジか…」

ミツモリが胃壁を揺らし、冬夜に全身マッサージをする。
今日、久々に暴れた冬夜の体には、とても気持ちが良いものだろう。

「確かに…悪く…は…無……い…k…zzz」

疲れが溜まっていたのか、冬夜はすぐに寝てしまった。

「…もう寝てしまったのかのう?やはり可愛い奴じゃ♪…ククッ」

部屋に、ミツモリの呟きが響いた。


これで、序章は終わりですね。
次、キャラクター紹介入れようかな…。
<2013/01/13 10:37 ラムネ>
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