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一方、館にいる仲間たちは・・・

～～～～～ライト目線～～～～～

ーーーユウの部屋ーーー


「ライト・・・って言ったわよね・・・？」

「ユ・・・ユウさんっ・・・苦しい・・・。」

僕はユウに脅されていた。

「ユウー？チョコレート持ってきたz・・・ユウ！？」

そこへ、アオさんが来た。助けてくれると良いけど・・・。

「ちょ・・・！ユウ、止めろ！」


バッ！！


アオさんが僕をユウさんから引き剥がした。

「ちょっと！？兄さん、何するの！！」

「お前こそ何してるんだ！！・・・ライト、大丈夫か？」

アオさんって優しい・・・。

「大丈夫・・・です・・・。」

「オラァ！！」


ボグッ！！


ユウさんが木製バットで、アオさんの頭を殴った！！

「ぐぅっ！？・・・おま・・・ぇ」


ドサッ


たまらずアオさんは気絶してしまったみたいだ・・・。


「糖分よこせえええええエエエエエ！！」


ユウさんが僕に向かってバットをふりかぶる。

「ひぃ・・・！！」

もう駄目かと思った、その時！


シュパ！！


ユウさんの口にチョコレートが飛び込んだ。

「ムグゥ！？・・・ん～♪甘い♪」

ユウさんはチョコレートを食べ始めた・・・。


「大丈夫だった？ライト。」


どうやらリンさんが僕を助けてくれたみたいだ。リンさんありがとう！！と、言おうとした次の瞬間。

「全く、あなた弱すぎるのよ！！」

一番気にしている事を言われてしまった・・・。ちょっと涙が・・・。

「うぅ・・・。」

「だあああ！ちょっと私に怒られた位で泣かないの！！男の子でしょ！！」


リンさんが僕を怒っている・・・。しかしどうにも視線が落ち着いてない。何か隠してるのかな・・・？


「いてて・・・。ユウ？」

アオさんが起き上がった。怪我してないかな・・・？ないと良いけど。

「あなたたち！もうちょっと落ち着いた生活が出来ないの！？ライト、行くわよ！！」

「あ！？ちょっとぉ！？」

僕はリンさんに手を引っ張られながら、何処かへ連れ去られた。

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