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AnotheR LifE − 旧・小説投稿所A

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AnotheR LifE
− それは突然の出来事。 −
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真夜中の出来事だった。

小さな虫螻が剛霧のように舞い散り、血を連想させる異臭が漂っていた。

そんな路地裏の一角にある黒髪の少年が息をたてながら必死に地を駆けていた。

先の見えない路地を進んでいく。それはまるで出口のない無限迷路となって永久に綴じ込まれる世界みたいに。

その少年が今、何故此処まで懸命に走らなければいけないのか?

「・・・今日は自分の星座がアンラッキーってニュースの占いが言っていたけど・・本当になるとは」

今まで的中した事の無い占い如きに心臓を揺さぶられ、益々冷や汗さえも大量に掻いてしまう。

恐怖に襲われる、ということは自分の理性が無くなり
思いも寄らない行動をとってしまう可能性がある。この少年もとっくに我を忘れているだろう。

「いつになったら終わるんだよ・・・」

休まず走っているせいか、次第に飽きてきた少年の眼には虚ろになり、疲れの顔も見せていた。

少年は後ろを見る事すら許されない状況であった。

そもそも運が悪かったとしか述べることはなかった。




宜しくです><

感想お待ちしてますー
<2012/11/25 22:56 シノ>
消しゴム
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