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6日目




〜dangling〜




「お食事の時間だぜ？ぼうやたち・・・」

リオル「くっ！はなせ！」

リオルはバンギラスに右足を握られ、逆さまになっている。反撃しようにも、宙ぶらりんのため、力が入らない。

「ヘッヘッヘ・・・」

「うわっ！」

べろんっと舌で舐められ、リオルはひるんでしまう。

「うーん、やっぱり舐めづらいな・・・」

ドガッ！

「ガッ！」

バンギラスはリオルを地面に叩きつけ、動きを封じ、しゃがみこむ。

「へっへっへ・・・」

「ぐっ・・・」

背中を思いっきり打ち、仰向けのまま痛がるリオル。だが・・・

ベロォ・・・

「んっ！」

仰向けのまま舐められ、全身が唾液でまみれる。

ベロォ・・・ベロォ・・・と執拗かつゆっくりと舐めまわす。しかも唾液の量がかなり多く、唾液の重さで仰向けのままなすがままになるリオル。

ゲシッ！

「ガッ！」

バンギラスはリオルを蹴り、背中を向けるようにする。そして・・・



ズン！！

「！！　わああああ！！！！」

リオルを足で踏み、そのままぐりぐりと踏みつけ、リオルの体力を奪う。面倒な抵抗をしないようにするためだろう。

「う・・・」

「へっへっへ・・・それじゃあ、バクッといきますか・・・」

ガシッ！

「わっ・・・」

バンギラスの巨大で真っ赤な口が展開され・・・

バグッ！

リオルは足から食べられる。唾液の重さで、上半身が下にだれる。だが・・・

「はっけい！！」

ドガアアァ！！！

「グァッ！！！」

力を振り絞り、なんとか技を出すが・・・

「てめぇ・・・やりやがったな・・・！」

グシャッ！！

「ああああああああ！！！」

口からは出られず、さらにバンギラスを怒らせてしまい、キバで右足を噛み砕かれてしまった。

「グアア・・・」

「フン！」

バンギラスはリオルを荒々しく掴み、グイッと無理矢理口に押し込む。
リオルが見た先には・・・

「あ・・・ぼ・・・ぼくの足・・・・・・」

さっき砕かれたリオルの右足があった・・・

グギュウウウ！！！！

「うぐっ！！！」

舌で上に押し付けられ、唾液が口の中に大量に入り込み、呼吸ができなくなる。

「ゲホッ！！ガハッ！！」

リオルは休む暇もなく・・・

「あ・・・あ・・・」

ズリュズリュと呑み込まれていった・・・






ドチャッ！！

「うぐ・・・」

リオルは胃の中にたどり着く。

「ダメだ・・・動けない・・・」

「くっ！」
ドチャ！

なんとか胃壁に寄りかかることはできたが・・ ・

「あ・・・！右手が！！！」

リオルの右手がどろっと溶けかけてきていた。

「や・・・やだ・・・」




足が完全に胃液に浸り、どんどん胃液がでてくる。右手はほとんど溶け、全身が溶け始めていた。

「あ・・・」




リオルの意識はそこで永遠に途絶えた・・・






続く

次回『terror』

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