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8日目




〜wall bam〜




「ハアッ！ハアッ！ハアッ！ハアッ！ハアッ・・・」

リオルはなんとか逃げきり、洞窟の奥まで辿り着く。

リオル(どうか助かりますように！・・・)

「無理だね」

リオル「え？」

「バァ〜〜〜〜〜！」

リオル「うぎゃあああーーーーー！！！」

ゲンガー「ケケケ！やっぱり人を脅かすのはおもしれえな！」

リオル「わっ・・・わっ・・・」

リオルは驚き過ぎたのか、壁に背中をくっつけてたちっぱなしになっている。

ゲンガー「ケケケ・・・そんなに怖かったか？」

ゲンガーは壁を両手でドン！と思いっきり叩いて、リオルに顔を近づける。

リオル「あう・・・」

リオルはゲンガーの迫力に圧されて固まっている。

「ケケケ・・・めちゃめちゃ怖がってるみてーだな？」

ゲンガーはさらに顔を寄せる

「うぐ・・・」

「ならそんなもん忘れちまうほどの恐怖をあじあわせてやるぜ？」

ベタッ・・・

「？」

リオルの頭に生暖かい液体がかかる。それは・・・

「オレの唾液さ・・・」

「え？」

ベドォッ！

「わっ！！」

リオルは壁に背中を押し付けられながら前をベロッと舐められる。体が浮かび上がるほど強く、呼吸が一瞬できなくなる。

「ゲホッ！」

「ケケ・・・」

リオルはさらに舐められ、ニチャネチャと唾液がまとわりつく。

疲れはてたリオルは、地面に横倒しになる。だがゲンガーはなおもやめず、執拗に舐めまわしていく。



「うぅ・・・」

「ケケケ・・・そろそろいくか・・・」

シュルルル・・・

「わあっ！！」

リオルはゲンガーの舌に胸の下まで縛られ、ズチャズチャ引きずり込まれていく。パニックになったリオルは、ただ暴れるが意味をなさず、口の中に呑み込まれた。






リオルは口の中で、舌に体を縛られ、ニチャクチャ飴玉のように舐められる。頭は口の上に擦りつけられ、お構い無しに頭が揺れる。

リオルは舌の上に寝そべり、べちゃべちゃの柔らかい肉に包み込まれる。開いたり閉じたりして、味を取られる。摩擦があまりないとはいえ、体がどこかに擦るたびに痛くなった

「ケケ・・それじゃ呑み込むぜ・・・」

「う・・・」

足から呑み込まれ、必死にもがいて手をのばすが、ズリュズリュと底無し沼に呑まれていった。






続く
次回、「trample ＆ bind」

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