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チビカナの生活 − 旧・小説投稿所A
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チビカナの生活

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玄関にレシラム一匹。ショックを受けたのか、土下座姿になる。

「お…おぅ…(涙)」

その頃の私は…

「み〜……」
子供達にいろんな事をしていた。例えば……ボール遊びや、かくれんぼなど。そんで今は、かくれんぼで一番最初に見つかったため、罰ゲームを受けていた。子供レシラムに顔を舐められ、子供キュレムには、腕や首などをハグハグと噛みついていた。

「ミギャハハハハ!!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
玄関で落ち込んでたレシラムは、リビングにあるソファーに座っていた。
そして、本を読み、子供達の笑い声を聞いていた。
「カナのやつ…ずいぶん楽しそうだな…♪」
ペラ…ペラ…ペラ…

相変わらず、お前の妻が大変な事になっているのに。気付かないなんて…

コンコン…

「お?…こんな時間に…」
外はすでに真っ暗。誰だろう。レシラムは不思議そうに玄関に行き、扉のドアノブを開けようとする…

ガチャ…

「どちら様?…」

玄関の前には…ゼクロムがポツンと立っていた。
「ゼクロムか…って!何しに来た!?」
ビックリし、行きなり来たことにちょっと焦る。カナを見られては…
「あ…いや〜…ど…どうした!?」
苦笑いに冷や汗、誰が見ても分かりやすい。
「おや〜?お前何か隠し事してるな…」
ニヤつきながらレシラムに近付き…
ポン!
「!!」
レシラムの頭をポン!と触ると、レシラムはズシン…と地面に座り込む。彼は隠し事がばれそうになると、気絶する。
「まだまだだな…そんじゃ、お邪魔するぞ。」





「ミギャハハハハ」
私はまだ、子供達から罰ゲームを受けていた。
するとそこに…
ガチャ…

「こんばんは…」

「あれ?ゼクロム先生?」
「先生?」

「ふぅ〜………あれ?ゼクロム?」

私と子供達は同時に首をかしげる。
なんでこんな時間に来るんだろうかって。
「ゼクロム?何しに来たのですか?」

私と子供達はゼクロムに近付き、聞いてみる。その時、私は子供レシラムにおんぶされている。
しかし、ゼクロムは私達の質問を答えようとしなかった。

「カナ…」

「先生!カナを渡さないよ!」

おんぶするのを止め、今度はムギュっと抱き締める。子供キュレムも私に抱き付く。キュレムは…すごく冷たいな…

「違うって。てか…なんで俺が悪人なんだ!?」
あんぐりした表情をしながら子供達に言う。ポリポリと頭をかきながら…





<2013/02/14 15:58 シャビー>消しゴム
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