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A「なるほど。このダイイングメッセージを解けば、犯人が誰か分かると言うわけですね。」

「えぇ。当時、この現場にいた人物の名前、または関連するワードが・・・ってあなた誰ですか？」

一緒に捜査する警官(フタチマル)が、アリルに尋ねた。
今回の依頼は、ダイイングメッセージの謎を解いてほしいと、事件の担当警官から直接きた物だ。

A「あ、いえ。わたしは、ザグ達の代理で・・・」

「はぁ・・・(大丈夫なんだろうか？)」

A「ええ。大丈夫ですよ」

「えっ？」

心を読まれ、一瞬固まる警官。だが、様々な事件にあたったおかげで、そういうことには免疫ができているのか、すぐに捜査に戻った。

A「ダイイングメッセージはこれか・・・」


OIW←


「これがさっぱりわからなくて・・・」

A「ふーむ。単純なようでわからないな・・・。あ、そうそう。現場にいた人物の名前をもう一度見せてもらえますか？」

「はい、どうぞ」

渡された紙には、

「お岩(79) ♀」
「ミオ(21) ♂」
「ローヨ(35) ♂♀」
「コーイチ(17) ♂」


「どれも怪しい名前ばかりですね・・・」

A「なんだこの<♂♀>っていう説明は」

「その人、オカマなんです」

A「・・・・・・・」

A(O I W・・・。おいうぃ？いや違うな。この矢印が気がかりだ。←か・・・。うーん・・・。よし)

パキッ

「え？」

アリルはバッグから板チョコを取りだし、一口サイズに割り、口に頬ばった。

「えぇ？おやつですか？」

A「いや。甘い物を食べないと脳があまり働かなくてな。君もたべるか？」

「あぁ、はい(上から目線・・・)」

A「おっとすまない。ちょっと偉そうだったな。」

「えぇ？」

またしても心を読まれ、さらに困惑してしまった。


OIW←

A「・・・・・・フタチマルさん」

「はい？」

A「もしかして、死体はこのような向きだったのでは？」

「えぇ！？なんで分かるんですか！？」

A「やはりな」

次回、解決！






M「next pokemon`s hint！」
R「向き」


R「出発の準備はいい？」

M「おやつは300円までよ？」

S「バナナはおやつに入りますか？」

Z「その、小学校の遠足みてーなノリやめねえか？」

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