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ポケモン探偵 − 旧・小説投稿所A

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ポケモン探偵

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A「おいスザ!本当に思い出せないのか!?」

S「だって・・・」

アリルはスザの肩に腕を乗せ、ガクガクと揺らしながら、切羽つまるように、問いかける。

A「覚えてないか?
花見に行って、スザがたこ焼き落として、わたしの分半分あげて、
海でふざけて10万ボルト喰らわされて溺れそうになって」

R「ええ!?(;°д°)」

A「本当に・・・本当に覚えていないのか・・・?」

ポタッ・・・

アリルが、ついに泣き出してしまうが・・・


S「・・・・・・無理よ・・・」

M「スザちゃん・・・」

A「くっ・・・」

悔しそうに顔をそらし、涙が出るのを必死でこらえるアリル。無理もない。アリルにとって、スザは血の繋がった唯一の家族だから・・・。


Z「・・・スザ」

S「え・・・何・・・?」

Z「これは覚えてねえか?」

S「?」




Z「20400421ハイジャック事件

S「・・・・・・」

S(にーぜろよんぜろ、ぜろよんにーいち、ハイジャック事件・・・・・)

思考回路をフルに使い、なんとか思い出そうとする。そして出てきた物は・・・

S「!!!!」

全ての記憶・・・・・・

Z(やっぱりな・・・)

S「あ・・・・・あ・・・・」

スザは顔が青ざめ、体が震え、立ちつくしている。そんなスザを見て、アリルがザグに問いただした。

A「ザグ!何故それを!!」

Z「・・・わりぃな・・・ここまでとは思わなかった・・・すまねえ・・・」

M「20400221ハイジャック事件?」

R「ぼく知ってる」

M「リュイ。」

R「その数字の通り、2040年4月21日に起こったハイジャックのこと。その事件で、飛行機が墜落。残った生存者は・・・」

Z「そこの2人だけさ・・・」


次回、過去編1「青と水色」
<2012/12/13 00:48 ウインド>
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