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「珍しい名前だね　東方出身かい？」

「うんっ　そうだよ♪」
恵梨は楽しそうにはしゃいでいる

「ナスカ　よかったら恵梨さんと一緒に遊んできたらどうだい？」

「うんっそうする♪」

そうして　二人は仲良く歩いていった



「この島にはね　守り神様がいるんだよ？」
ナスカが唐突に話しかけてくる

「守り神様…？」
恵梨は首を傾げて聞き返す

「うん　天にも届くような　大きな大きな竜がこの島を守っているんだって
　詳しい事はあまり知らないけど…」

少し考えながらナスカは説明した

「そんなに大きな竜だったら　普段見えてると思うんだけどネ…」
恵梨は苦笑いしながら呟いた

「うーん　でも年老いた村長は確かに見たって言い張ってるし…　普段は姿を見せないかもね」
何かを思い出すかのように考える恵梨

二人はこのあと　仲良く遊び

恵梨はナスカの家に泊まったようだ

1話　終わり

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