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君と見た空 - 旧・小説投稿所A
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君と見た空
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「あ・・それ・・なに?」
カイオーガはハッとしたように、男の腰についている黒いスロットを指した。
男はそれを取り外してみせると、手の中で弄び始める。
「これのことか? マキシマムスロットと言って…メモリの力を最大限に引き出す装置だ。」
「メモリって…まさかガイアメモリ、持ってるの?」
カイオーガは興味津々で、男に再び顔を近づける。NOという利益
もないので、男はこくんと頷く。そこから、カイオーガの態度は一変した。
「あ、あの…その…一個で良いんだ、メモリ貸してくれない?」
「え・・」
いきなり改まった様子を見せられ、男は戸惑いの表情を浮かべた。
何しろさっきまで殺される寸前だった相手に、いきなり頭を下げられたのだから…
「お、お願い…!! さっきのことも謝るし…お礼だって何だってする! だから…」
「別にいいけど・・何に使う気?」
カイオーガはしばらく黙り込んでしまったが、悩んだあげく今までに
起こった事件を洗いざらい話した。その話が進んでいく度に男
の表情は険しくなっていき、『アルセウス』が登場すると、怯えるかのように飛び跳ねた。
「ア、アルセウスが・・この島に・・?」
「うん…闘ったんだけど…その手下にすら敵わなかった…」
「メモリ使っちゃう神様なんて聞いたことないけど…‥分かった、ちょっと待ってて。」
男は半壊状態の船に乗り込むと、もう煙も出ない船室からトランク
を抱えて飛び出してきた。
丁重な手つきで鍵を開け、中のものを見せる。
「これは…」
「26本、全部最新型のメモリだ。たしか天界にあるメモリはかなり昔に広まったもの・・強いけど旧式だったはず・・」
トランクに整頓されて並んでいたのは、多種多様に光る26本
のメモリだった。男が好きなものを選べと言うと、カイオーガ
はさっそく迷い始める。全てのメモリに手は動き、あれかこれかとはっきりしない。
「このトランク重いんだから早くしてくれ・・」
「わ、分かってるよ・・」
そして10分後…
「じゃあ…これかな…?」
カイオーガが遂にてにしたメモリ。それは白色に輝きを放ち、
その中央には大きく『E』と描かれていた。
「あ、そうだ名前・・は?」
「俺? ロンギヌス。」
<2011/05/15 16:04 ロンギヌス>
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