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・・・ばっ！！


気がつくと、僕は自分のベッドの上にいた。



・・・夢だったのだろうか。


しかし、殴られた時にできたアザは残っている。

僕「・・・。」

時計は午前二時を指していた。

僕「お腹空いたな。何か食べよ・・・。」

僕は台所へ向かい、冷蔵庫を開けたが、すぐ食べられそうなものはなかった。


もういい。寝よう。

僕は自分の部屋に戻り、ベッドで横になった。


おやすみ・・・って、誰も返事しないよね。

お・・・す・・・♪

なんか聞こえたけど、眠気に耐えられず、眠った。







朝・・・

僕「あ！？」

目覚ましをかけるのを忘れた。

遅刻だ！！

急いで身支度をし、親に行ってきます！と言った。

親「今日土曜日よー！」

ん？確か、昨日は火曜日だったはず・・・。

僕「本当だ・・・。」

テレビで土曜日の朝番組がやっている・・・。

おかしいな・・・

僕は朝ごはんを食べている間、ずっと考えていた。

ごちそうさま！！

制服を着てしまったので、私服に着替えるため、自分の部屋に戻る。



コトン


今、クローゼットから音がした。ゴキブリでもいるのかな・・・。

恐る恐るクローゼットを開ける。


僕「うわ！？」

ドンッ！！

何かに押し倒された！


目の前には群青いろのなにかがあった。


ベロッ


僕「ひっ！？」

顔がヌルヌルしている。舐められたのか・・・！？

？「キューン♪」

【何か】に巻き付かれた。よく見ると、そいつは・・・


？「ねーえー♪」






ドラゴンだった！！

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