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学校の先生 − 旧・小説投稿所A

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学校の先生

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「つ…捕まってたまるもんですか!」
と息を荒荒しいまま言う。当然変態さんは聞く事すらせず。
「次は〜……anan〜♪」
と妄想している。とても余裕のようだ。正直、彼女と鬼ごっこする事が間違いだった。しかもここまで変態とは…
後悔しつつ、私はまた逃げ出した。

タタタタタ…

変態さんはまだ妄想をしているみたい…その内にどっか隠れる所…
そうだ!彼女が住んでいる洞窟!
嫌々…確実に死ぬって。
他に……

「とりあえず…一か八か!」
洞窟の中で隠れる事にした。洞窟は少し湿っていて物音をたてると遠くまで聞こえてしまう。相当リスクが高い。
洞窟の奥へ奥へと進み、私がちょうど隠れる位の穴を見つけ。その中に隠れる。


その頃…
「♪〜カナちゃん何処かな♪」
ようやく変態さんが動き始めた。
「フフフ♪私からは逃げられないのよ♪」
彼女は自分の住みかの洞窟に入っていく。どうやらカナの考えは先に読まれていたようだ。
「ウフフフフ〜♪」
ジャリ…ジャリ…ジャリ…


「!!ヤバイ…来た。」
変態さんの足音がどんどん近付く。それに気付き、音をたてないように逃げ出す。………しかし、そう甘くないようだ。

ガタン!……ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ

「!!!」
突然足元の岩が一気に崩れ落ちる。
悲鳴をあげる暇もなく下へ下へと落ちていく。私は……ここで…意識…が………


「フフフ♪あっちにいるのね♪」
変態さんは急いで音が鳴った所へ走っていく。
崩れ落ちた所につくと…



「さ!捕まえ………あれ?」
そこには誰もいなかった。変態さんは首をかしげながら辺りを探す。
いくら探しても…カナの姿が……見当たらない。
「あの子…何処へ…」




<2013/01/16 13:40 シャビー>消しゴム
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