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信じてた − 旧・小説投稿所A

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信じてた

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ガチャン…!! バリィィィン!!

カイオーガが襲いかかろうとした瞬間、何の前触れもなく部屋の窓が砕け散った。
部屋中にガラスの破片の雨を降らせながら、黒い肢体のポケモンが侵入する。


「やあカイオーガ…まだ終わっていないのか?」

「だいじょぶだよ。 すぐに済ませるからさ…」

…ゾロアークだった。
紫がかった黒い肢体に、雪のように白いスカーフを巻きつけている。
ゾロアークは呑気な答えに落胆したのかため息をつき、スタスタとカイオーガに歩み寄った。

「時間はあまり無いんだぞ…?」

「はぁ〜い♪」

青い巨体にもたれ、甘い注意を吐くゾロアーク。
カイオーガは何も抵抗は感じないらしく、ただ陽気に返事を返すだけだった。

馴れ馴れしい態度に不信感を抱き、ラティオスが冷静に問いかける。

「誰ですか…あなた」

「私か? エターナル=カイオーガの本当の主人……というより仲間だな」

ゾロアークは野獣を思わせる笑みを浮かべ、静かに呟いた。


<2011/05/15 15:58 ロンギヌス>消しゴム
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