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白銀の出会い − 旧・小説投稿所A

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白銀の出会い
− エシアの過去 −
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確かに、エシアについて2つの疑問があった。

何故、こんなところにいたのか。

何故、私の言葉を理解できるのか。

それは、是非知りたい。
だが、その前に…

【なぁ、エシア、寒くはないか?】

すると、エシアは、照れ笑いを浮かべながら、

「少し、寒い…かな。」

と答えた。
ならば、話は早い。
しかし、エシアはまた、予想外のことを言ってきた。

【だから、パニシュに抱いてもらっても…いいかな?」

…元からそのつもりだったのだが…
当然、断る気は無い。

【あぁ。構わないぞ。】

そう言うと、エシアは笑顔で近づいてきた。
私は、右前足で自分の体にエシアを密着させた。
エシアは、私の右前足に抱きついてきた。

「パニシュって、あったかいね…」

エシアは、それで安心したのか、自分の過去を話し出した。

====================================
エシアの独談になります。重いです。

私は、1年前までアイドルだったの。
いろんな人の心の傷を癒せるようにって、毎日頑張ってた。
そのときに、相手が伝えたいと思っていることが解るようになったの。
でも、ある日、自分の能力に気付いたの。
大勢の前で、ラブソングを歌ったんだ。
そしたら、歌い終わった直後、何人かがどこかに行ったの。
気になって、後を追ってみたら、その人達は、全員、好きな人に告白していて、みんな成功したんだ。
その歌の歌詞をまとめると、告白して成功して、ずっと幸せっていう感じだったの。
試しに、常識を壊し、新たな世界を進むっていう歌を一人に歌ったら、
…その人は、魔法が使えるようになったんだ。
つまり、歌ったことが、本当に起こるようになった。
それを両親に話したら、お母さんは隠しなさいって言ったの。
でも、お酒好きで、金遣いの荒いお父さんは、軍隊に私を売って、お金を手に入れようとしたの。
2人はケンカして、最後はお母さんがお父さんに殺された。
私は怖くて、何も出来なかった。
結局、軍隊に売られて、先月まで道具のように使われていた。解放されたと思ったら、今度は、テロリストのところに売られたの。
今度は本当に怖かった。隙を見て、逃げ出して渓流に行ったのが2週間前で、次の日、とても怖そうな武器を持った人達がたくさん来て、私を探しに来た。なんとか他の街へ行って、このコートを買ったのが3日前。
そして、ここに逃げ込んだのが今日なの。


長く、重くなってしまいました。
すみません。
というか、補食描写が少ないですね。
えーっと…頑張ります。
少し、修正しました。
<2012/11/11 11:32 ラムネ>
消しゴム
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