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白銀の出会い − 旧・小説投稿所A
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白銀の出会い
− 戦闘準備 −
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エシアは、そのまま30分抱きついていた。
…別に構わないが、日が沈んできたな…
これは早めに今日の寝床を確保しなければいかんな…

…そういえば、エシアはこの後どうするのだろうか…

【なぁ、エシア】

「なぁに?」

【今日はもう、家へ帰るか?、それとも、……私と一緒にいるか?】

エシアは即答した。

「もちろん、パニシュと一緒にいる!」

…後半は冗談のつもりだったのだが…
まあいいか。拒む理由は特にない。

【じゃあ行くか。あっちに洞窟があるから、そこでいいか?】

エシアは、少し考えたあと、首を縦に振った。

【じゃあ、行こうか。】

エシアは、嬉しそうい頷くと、私の隣を歩いていった。

エシアは見た目によらず、体力があった。
普通の人間なら、走って4分のところを、歩いて6分で着いた。
その間、エシアはずっと周りの景色を見て、顔を輝かせていた。

…それが少し微笑ましかった。

洞窟に着くと、エシアは疲れてしまったのか、その場に座り込んだ。
その時だった。

ヒタ…… ヒタ…… ヒタ……

裸足で地面を歩く音。
エシアはかなり怖がっている。
ここは凍土だ。こんな音をたてれるのはアイツぐらいだ。

奥から、大きな影が出てくる。
予想通りだ。
大きな口だけの顔。灰色の体。

…ギギネブラだ。

【ブオォォォォォォォ!】

突然吠えた相手に、怒りが芽生えた。
今、隣にはエシアがいる。今ので驚いて腰を抜かしてしまった。
…エシアに危害を加えるつもりか?

なら遠慮はいらない。
エシアの服をくわえて離れたところに避難させ、笑顔で大丈夫だと伝え、相手に向き直る。
ギィギの巣が無くて良かった。

心おきなく暴れることが出来る。


先に私が仕掛けた。
大きく跳んで、奴の胴を引っ掻く。
少し体がよろめいた。ここで、掌を奴に叩きつける。
そして、頭からの突進をくらわせる。
もろにくらって、大きくふき飛ばした。
奴は、そのせいで、目眩を起こしたらしい。
でかい隙だ。なら…

ヒュオォォォォォ…

背中に力が集まる。赤黒いものが背中にまとわりつく。
力の高揚に耐えられない。体の周りに赤黒い雷が落ちる。
力が最高潮に達したことを感じ、吠える。

【グオォォォォォォォ!】

…さぁ、ここからどうしてやろうか…


戦闘含めたら、大変なことになりました。
888文字!ゾロ目できもちいいです。

閲覧数100突破!
ありがとうございます!
<2012/11/11 09:29 ラムネ>
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