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月光は日常を照らして − 旧・小説投稿所A

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月光は日常を照らして

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〜ケイ目線です〜

・・イ・・ん・・・・きて・・・・

何か声が聞こえる・・・・
僕を呼ぶ声だ・・・・
あれ、でも僕はあのままギラティナの口に落ちて死んだ筈だ・・・・なんで聞こえる・・・・?

・・・・ケイ・・くん・・・・そろ・・ろ・・・・ないと・・・・無・・矢理だお・・・・♪

なッ!無理矢理って・・・・
それよりも、ぼくってまだ生きてるの・・・・?

よし・・・・色々とやらなきゃ♪

まさか今の声、ドッペルか・・・・?
語尾が上げ調子だから・・・・
って事はやっぱり僕って生きてるんだね。

いくよ〜♪・・・・

やっと声がはっきり聞こえる・・・・
でもちょっと待て!ドッペルなら無理矢理だろ・・・・
無理矢理やられたら殺られるよ・・・・
目が開けられない・・・・終わった。

『影魔法〜♪[ダークテンペスト]』
ズガンッ!グシャッ!ゴスッ!ガガガガガガッ!
「ギャャャャャッ!」
『あ、起きた・・・・』

そりゃ誰でも起きるわッ!
て、今すぐ言いたい・・・・けど言えない

「ドッペル、ここどこ!?」
『家だけど・・・・どうして?』
「だって僕は反転世界で食べられて死んだんじゃ・・・・」

確かに僕は反転世界でギラティナに食べられて死んだ筈だ・・・・

『確かに死んだよ〜でもボクが蘇生しただよ♪』
「え、ドッペルって蘇生できたの...?初めて聞くんだけど」
『あれれ?言ってなかったっけ...?』
「うん、聞いたことない...初耳」
『ボクだって蘇生ぐらいはできるって』

初耳だ、ドッペルが蘇生できたなんて・・・・
蘇生できるんだったら依頼の後にしてくれたっていいじゃないか
とりあえず、今はドッペルに感謝だね。

「ところで今っていつ?」
『10月の20日の11:16だよ♪』
「ヤバイ・・・・明日街行くね・・・・」
『あれ、何か用事でもあったっけ?』
「いや、デュラウスさんにちょっと約束が・・・・」
『ふ〜ん、顔から見ると食べられるって顔だね〜♪』
「なッ!なんで分かるんだ...!?」
『ただの勘...それとデュラウスさんの事だからそうかな〜っと思って』
「と、とりあえずそういう事だから明日行くね」
『分かった〜あとボクも行っていい?』
「いいけど...何するの?」
『あのさ、最近依頼で宝石がさたくさんあるじゃん...だからそれを使ってこの家を大きくしないかな〜って』
「別にいいと思うよ...確かに狭いもんね...」
『じゃあそれで決定ッ!明日街だね♪』

明日は街に行く事になった。
僕はデュラウスさんの約束事。
ドッペルは家の改築をお願いするために街に行く。

「今日はもう遅いから僕は寝るね...お休み...」
『ケイ君、たまには一緒に寝る?』

ドッペルがそう言いながらツルツルプニプニの体で抱きついてきた。
凄い気持ちいい...

「そうだね...一緒に寝よっか」
『ではベッドに向かって...オリャ♪』
「うおッ!」
バフンッ

いきなりドッペルに投げられ、ベッドに叩きつけられた。
ベッドといっても意外と痛い・・・

「ドッペル、いきなりそれはないんじゃッ!?」
『ん?どしたの?』

ドッペルが僕の体にのしかかっている。
ちょっと重たいけど可愛いな・・・♪

『ケイ君お休み〜♪』
「お休み、また明日」




僕はドッペルという最高の布団をかけて静かに眠った。



皆様にはご迷惑をおかけしますが1〜2ページ分、街での日常になります。
その間も依頼の募集を続けるのでどうかお願いします。

<2012/10/17 19:18 三日月の真実>
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