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(…………………ん…っ？)

また突然目が覚める。
今度は何かに締め付けられているかのような
感じであった。それも…少しきつめの。
思わずトマートは笑みをこぼし…おっと危ない。

今現在、奴と自分以外の者は誰もいないはず。
つばりこの仕業の支配人は……



…カイオーガ、ただ一人だぁ。

(………幸せなのかこれは……？)

目が覚めて数分、さすがに夜が明けるまでこの
体制でい続けるのには体力の維持に無理があると
判断したトマートは目を閉じ強引に寝てやろうと試みた。
しかしウトウトしかける度にぎゅううううううっと
強く柔らかい刺激が全身にかかり目が冴えてしまう。




…無限ループって怖くね？

(ぅぅ……きっとお茶目な海王様の嫌がらせに違いないっ…泣)

このままでは不眠症再発となる危険性が高くなってしまう。
それだけは何とかして避けたいと判断したトマートは
危険をかえりみずに一心不乱にもがいた！
すると



ぱっ　と解放された。

(おぉぉおおお！！やったか！？)←フラグ建設




…その時、辺り一面が暗くなった。
元々寝室も薄暗かったが、これはまた別の意味で
暗かった。しかもなんだか生温かいというオマケ付き。


(お…おいおいおい、一体何ｇ…！！)

ぬちゃっ　と変な音。それと同時に顔に
何かがまとわりついてくるような感触。
一体何が起きているのか全く分からないトマは、
いわゆるパニック状態に陥っていた。



（…まさか…ね……）

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