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金のなる木 - 旧・小説投稿所A
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金のなる木
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自分めがけて飛んでくる光弾。カイオーガはそれを優雅に避けると、ダンボールの山の中に飛びこんだ。
「それで隠れたつもりですか?私からは逃げられませんよ!」
出荷用なのにも関わらず、キロはダンボールを次々に狙い撃っていく。弾丸が当たった箱は粉々に破け散り、辺りに欠片が舞った…
ドドギュウウン!!バシュッ!バシュ!ドゴオオオン!!
「くっ…どこへ逃げた…」
しばらく撃ち続けているというのに、カイオーガは隠れたまま一向に姿を現さない。ダンボールの量も量なので、キロは狙い撃ちを決めた。
「……………」
「……………」
「…………そこだっ!」
ビチューーーン…!!
一瞬動いた箱を狙って、キロは強力なレーザーをぶっぱなす。見事「箱」には命中し、焼け焦げた紙が飛び散る。
しかし煙が治まっても、標的の姿はそこに無かった。
「クソ…よく逃げますね。こうなれば…」
忍び足でダンボールをかき分け、その山の中へと進んでいくキロ。…静かに…静かに………
指先を銃のように構え、いつでも連射できるよう体制をとる。目の前に現れたら…今度こそハチの巣にしてやる…
………
……ゴトッ…
「喰らえっ!!」
ドドドドドドドドギギギュウウウンンン!!!!ドギュゥン!!ドギュゥン!!
微かに動いた一点を狙い、両手からありったけの攻撃を仕掛ける。ダンボールが塵となってもまだ、キロは連撃を続けていた。
ドギュゥン!!………シーン…
「はぁ…はぁ…やりました…フフ…」
爆煙が治まる前に、キロは既に勝利を確信していた。あれだけ喰らって生きているなど、ポケモンではありえない…
しかしそんな期待を裏切ったのは、焼けただれた床と、破損しまくったダンボールだった。
「なっ…そんな馬鹿な…!!」
「エヘヘ…つーかまえた♪」
愕然とするキロの背後からカイオーガが飛び出し、彼を両手でしっかり抱きしめると、そのまま箱の山へと引きずり込んだ。
<2011/05/15 15:35 ロンギヌス>
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