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史上最強の被食者 − 旧・小説投稿所A

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史上最強の被食者
− 恐怖のゲーム −
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一方宮子は…


「ん…???」


宮子は何か違和感を感じた。


「この岩…動いてる!!?」


宮子は目をこすった。


しかし岩は微かに動いてる。


「やだぁっ…見つかる!!!」

宮子は目を瞑った。


((ガコッ))


岩は動き出し、のこのこと歩き始めた。


それはまるでハ●ルの動く城のようだ。


しばらくして宮子は岩の正体を知った。

「何だ…イワパレスか…。」

宮子は去っていくイワパレスを見つめていた。


「…って隠れなきゃ!!!」


今の宮子は隠れていなかった。


こんなのすぐに見つかってしまう。


仕方ないので宮子は、近くの茂みに身を潜めた。
















その頃


「っわあっ…!!?」


擬人化したシビルドンが大きな赤い蛇に捕まって身動きが取れなくなっていた。


「みぃつけた…♪」


「うげっ…レシラム!!!」

そこには口からだらしなく涎を垂らしているレシラムがいた。


彼の口から舌が伸びていて、シビルドンに絡み付いていた。

赤い蛇とはレシラムの舌の事であった。



「畜生!!…放しやがれ!!!」

「や〜だねっ☆…折角捕まえた餌を逃がす人なんていないよぉ〜…ば〜か♪」


レシラムは上に向かって口を開けた。

「止めろ…汚いだろうが…落ちる……っあああああぁ!!!」


シビルドンは重力に従って口へと真っ逆様に落ちていった。



そして…













ごくっ






口の中に行く事なく、真っ先に喉に落ちてしまった。

「美味しかった…。」

レシラムはそう呟いた。











確保者

シビルドン


捕まえた人

レシラム


<2012/11/21 16:56 みかづき>消しゴム
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