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英雄は極悪人となった − 旧・小説投稿所A

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英雄は極悪人となった
− 裏切り=死という絶望 −
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『殺したのか?』
『クククク、貴様が裏切り者だったか』
扉を開けたのは気絶していたオーダイルだった。面白い。奴なら楽しめそうだ。クククク・・・
『なんで、俺が裏切り者何だ?俺は被害者だぜ?』
『クククク・・・私が気づかないと思ったのか?貴様の首の傷は他の者と比べると、違いがありすぎる。しかも、他のやつには噛みきられた傷があったが、貴様には切り裂いた傷しかなかった。そして、貴様は口についている血を首を切ったことで隠した。貴様の生命力なら首を浅く切ろうが問題無いな』
『そうか・・・そこまでw・・・なっ!?うわぁぁあ!ダイケンキ、何をするんだ!』
『裏切り者には死よりも恐ろしい絶望と苦痛を与えなくてはな』
オーダイルの左腕が血を飛ばしながら宙で回転していた。
『右腕がのこってんだよ!』
オーダイルは右腕をつき出していた。切ってくれとでも言っているのか?
『クククク・・・』
ズバッ・・・
『ぐわぁぁぁあ!?お前、躊躇いもなく仲間を殺すのか!』
『クククク・・・貴様の言う言葉ではない。仲間をこんなに殺しておいて・・・ふざけるな!』
グサッ・・・グサッ・・・
鈍い音が二度響いた。
『ダイケンキ、逃げろ・・・グハッ・・・この・・・組織・・・は・・・・・・』
バタッ・・・
オーダイルは力無く倒れた。そして、オーダイルの口から暗黒色の玉が出てきた。何かと思い近づいたが、すぐに砕け散り、消えた。
『・・・オーダイル?オーダイル!私は・・・私は・・・オーダイル!』
私はシザリガーをオーダイルを・・・大切な仲間を、殺してしまった。二人とも信頼のできる奴だったはずなのに、私は・・・疑い、殺してしまった。
『私・・・は・・・・・・』
バタッ・・・
私は倒れた。絶望に呑み込まれ・・・


絶望によって心が壊れるダイケンキ。その心を癒そうと仲間はするが、心此処にあらずとでも言うのか、ダイケンキは反応しなかった。
<2012/09/25 22:06 ヘリオス>
消しゴム
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