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捕食者達と日常(続) − 旧・小説投稿所A

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捕食者達と日常(続)
− 溶け行く身体 −
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このページには、過激な表現があります、ご注意ください。


妹の胃袋の中で、弐号機は、くつろいでいた。
妹は、弐号機を胃壁で包み込む。
胃壁は、弐号機をゆっくりと揉み始めた。
「はあ…」
弐号機は、ため息をついた。
その後、胃壁からは、胃液が分泌され始める。
「消化するのか…」
弐号機は、そう言い、溶け行く身体を見つめている。
やがて、手は白骨化し、腹部の肉はすべて溶け落ちてしまう。
溶け落ちたところからは、内臓が見えている。
弐号機は、目が見えなくなり、その場に倒れた。
弐号機は、完全に消化されてしまった。
しばらくして、弐号機は、自分の部屋で目覚める。
どうやら、蘇生されたようだ。
弐号機は、起き上がると、うーんと伸びをした。
そして、弐号機は、窓から外を見た。
外は、いつもと変わっていなかった。


<2012/10/21 11:04 エヴァンゲリオン弐号機>消しゴム
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