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捕食者達と日常(続) − 旧・小説投稿所A
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捕食者達と日常(続)
− 妹のおねだり −
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弐号機は、自分の部屋に戻り、何かのレポートを書き始めた。
と、その時、ドアを叩く音がした。
気になって開けてみると、妹がいた。
妹は、
「ねえ、お兄ちゃんを食べていい?」
「ダメダメ、今は忙しいの」
妹は、一度はあきらめたように見えたが、実際はあきらめておらず、別の言葉を考えていただけだった。
「いいでしょ?お兄ちゃん、私のお腹の中好きだもん」
「ああ、そうだったかな」
「そうだったよ」
妹は、そういい終わった後、大口を開けた。
そして、弐号機を頭から飲み込み始めた。
妹の顔はほころび、嬉しそうな顔になった。
弐号機は、口内で、ねちょねちょと生々しい音を立て動く筋肉に、揉まれ続けた。
やがて、足だけしか外から見えなくなり、ごくんっ…
と音を立て飲み込まれた。
妹の喉は膨らみ、その後膨らみは腹に収まった。


<2012/08/16 21:50 エヴァンゲリオン弐号機>消しゴム
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