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ああ、楽しきかな日常 − 旧・小説投稿所A

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ああ、楽しきかな日常

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カイル「う、う〜ん…あれ?ここって…まさか…。」

俺は目を覚まし、目をしばしばさせながら辺りを見て驚いた。なぜなら俺がいるところが…

カイル「ここ、俺の…家だ…。なんで俺がここにいるんだ?家消えたんじゃねぇのか?」

ドタドタ 

そう、俺がいた場所…まさしくここは俺の家だった。なぜこうなっているのかとパニクっていると何やら下から足音が聞こえてきていきなり部屋のドアが開いた。

ガチャ!

カイル「うわっ!」

エアロ「あ、やっぱり起きてた。おはよ〜♪カイル♪どう?気に入ってくれた?カイルのお家♪」

カイル「気に入ってくれたってこれ思いっきりMy house!なんですけど…。」

突然エアロが現れたのでビックリしたが、すぐ気をとり直して、消えたはずのMy houseについて聞いた。

エアロ「そうだよ♪家の中にあった物全部そのまま家ごとこっちに持ってきたんだよ。」

カイル「相変わらずやることめちゃくちゃだな…。で、誰のおかげなんだ?後でお礼言わなきゃいけないし…。」

エアロの出来事に対する口調にあきれながらも、質問を続けた。

エアロ「ウィングさんだよ♪覚えてる?あのメガネのお兄さん。」

クレアの家で会った男性の顔が俺の頭に浮かぶ。

カイル「ああ、あのすごい魔法使える人だよな。」

エアロ「うん。で、そのウィングさんがね『テレポ』って言う魔法の応用を使って自分と一緒にカイルの家ごとこっちに移動したんだ。」

カイル「へぇ〜!やっぱりすげぇ人なんだなぁ〜。あ、そういや村長にウィングさんが力の取り戻し方知ってるって言ってたけど、じゃああの時言ってた後の話って…。」

俺はあの時の会話の中で気になっていたことを思い出した。

エアロ「たぶんその事だね。さっきウィングさんが来て、『朝ご飯食べて少しゆっくりしたら会いに来てください。』だって。」

カイル「そうか。じゃあ着いたらいっしょにお礼言っとこ。」

エアロ「そだね。じゃあまずは朝ご飯食べよっか♪クレアが朝ご飯作りに来てるよ。」

カイル「そっか…。じゃあいこうか!」

そう言われて俺はベッドから降りて立ち上がり、エアロと共にクレアがいる一階のリビングに降りていった。


カイル「お帰り!愛しのMy house!(涙」

エアロ「やっぱり嬉しいんじゃない。」

カイル「あったりまえだろぉ〜!コノヤロォ〜♪」

エアロ「カイルが壊れてる…(汗」
<2012/08/17 21:46 カイル>
消しゴム
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