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強者と弱者との立場 − 旧・小説投稿所A

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強者と弱者との立場
− 逆転劇の捕食 −
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ザ「………………」

目の前に佇む疑わしい光景。それを言葉で表すことができない
ザングースの視界にはあのハブネークがなんと小さくなっていたのだ。しかも小さくなったと言うのは尋常ではないサイズ、まるでアリの世界に入ってしまったような大きさだ

ザ「………………」

ハ「な、なんだ!?何が起きてやがる!?」

一方、ハブネークはと言うと小さくなった姿にパニックをしてキョロキョロと辺りを見回していた
さっきまでの状況が一変変わって周りに配置されてる草原や小石、木などが全て巨大化したのように見えてまるで捕食者に囲まれたみたいだ
実はあの木の実を食べたせいでもある

ザ「(いや…待てよ?これは…)」

何がなんだかよく分からないザングースであったがここである案が浮かんだ
それは…

ガシッ!!

ハ「ぐへ!?」

ジュル…

この目障りな蛇を喰うことだ…

彼はそう考えることしかできない。いや、そう考えるべきだと。今ここで終止符を打った方が早いと彼は考えた

ペロっ…

ハ「ひい!?」

手で捕らえたハブネークの顔をペロッと舐め上げる。舌からは蛇の毒々しい味が伝わって少しまずい
ハブネークはというとざらざらした猫特有の舌に怯えて初めて舐められたのかゾッと震えてしまう

グパアァァ…

不自然に聞こえる唾液とともに開き出した小さな猫の口。だが小さくなった今ハブネークを入れることは容易いことだ
涎が垂れる度に早く獲物を喰らいたいと言う怨念が伝わりハブネークは誰かに「助けて!」と弱音を吐きたかったがそれも叶わなかった


バクン!!


もう何ヶ月放置したか分からない(汗

とりあえず投稿^^;
<2013/01/21 22:37 スイト>
消しゴム
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