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夢。 − 旧・小説投稿所A
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夢。
− 続いていた −
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ーー
ああ…空がもえている
陽はゆっくりと沈んで行き、その輝かしい光が海におぼろげにもれている……
一面の薄暗い海の青に陽の燃え上がった橙が混ざった道がゆらゆらと揺れている
空一面に在る雲々も陽に焼けたように照らされて… 美しい……

そんな壮大な夕焼けを前にまた海のように暗く寂しく立っている“僕”がいた

『あれ』から三年が経ち
“僕”は小学六年生になっていた
あれから一年が経ってから…
小学五年生の頃……






親が…いなくなった
死んだのではない
突然いなくなったのだ……
失踪したんだ

僕にはお母さんしか家族がいなかった
何で…どうして…?

僕は
毎日泣いて毎日悩んで毎日苦しんだ
そうしている内に友達も少なくなっていった
死にたいとも思った

……けど

まだ僕には友達がいた……いや親友がいた

カシがいた……
僕の話を聞いてくれた、慰めてくれた、一緒に遊んでくれた……
そんな友達がいるからこそ僕は……生きてこれた…
そして今生きている
幸せだと思う

……けど今日はなぜだか嫌な予感がする

えらく一人ぼっちになったような気がして…



…そろそろ暗くなってきた帰ろう……
僕はそのまま砂浜を後にした

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜帰宅

ただいま……

と、言ってももう誰もいないけど…
部屋に入るとどっと疲れがのし掛かってきた
体が重たい……疲れてるんだろうな…
そう思い畳に寝転がった
平らな畳の上に頭を置いたままリビングの部屋の明かりをぼーっと見つめていると…


‘寂しいの?’

……!!
なにか聞き覚えのあるような声がした
驚いて起き上がり後ろをさっと向いた
……誰もいない

‘こっちにおいで’
……!
また聞こえた
……思い出した
……夢に出てきたあの竜の声だ!

‘あそぼうよ’

その声が聞こえるたび
頭にがんがんと響く
辺りを見回してみるがやはり居ない
声だけが聞こえるのだ

‘あそぼうよ’

三年前の悪夢を思い出す…もうあんなことは二度とないだろうと思っていた……けど今その声が聞こえる…!

ーーいやだ!
そう叫んで必死に拒もうとする
耳を塞いでもそれは聞こえてくる

‘迎えにいくね’
そう聞こえて突然睡魔が襲ってくる
どうあがいても声は何度も頭に響き睡魔はどんどん大きくなる

どう頑張っても瞼は自然と下がっていく
目が…めがひらかない
少しずつ少しずつ
全身の力も抜けていき…
睡魔に身を任せ…
……




深い眠りに落ちてしまった…



来週中間テストということでなかなか更新出来ません
なんか……まとめないで書いてるんでちょいちょいおかしくなってきてるかも知れませんが読みにくくてすんません_(._.)_

読んでくれて本当に有り難うございますm(__)m
<2012/10/03 00:29 イオン>
消しゴム
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