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夢。 − 旧・小説投稿所A

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夢。
− 遅刻 −
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次の日ーー

暑い

部屋の中に溜まったじんまりとした暑さで目が覚める
ミーンミンミンミーン〜〜
全く朝から蝉の鳴き声がうるs………ちょっと待て
蝉はもうちょっと日が出てから活動するんじゃなかったっけ…

バッ!

ふと嫌な予感がして目覚まし時計を見る

「……!?」

時計の太く短い針は9時を差していた、、、








「遅刻だああぁぁ〜〜!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーータタタタタッ…

「いくら無理矢理転入させられた学校とは言っても…遅刻はいかんだろチコクは……」
などと呟きながら、五分後学校に到着

ふと……上を見上げると昨日は雲がかかって見えなかったのかーーー

長年生きている巨木のようにそびえ立つその学校があった
昨日は殆ど入り口しか見えていなかった
青い空を突き抜けて立っている校舎はどこまでも高く先端は見えなかった
改めてこのDDSという学校の存在感が感じられた


昇降口に入り
また長い長い階段を
うだるような暑さの中で黙々と上って行く

「暑い…長い…」

その二語を呟きながら歩き続け一時間半後…

二年四組に到着

ドアを開け席につきそのまま…
だったらいいのだが…
そうはならない

今は授業中

こっそり窓から覗いてみるどうやら係りかなにかの取り決めを行っているようだがそれでも

気まずい…

とにかく先生なぞに見つかることだけは避けたい

後ろからスゥー…と静かにドアを開け席に向かう

……あることに気がつく
席が一番前である
……ということは……見つかる確率が…
「あっ!お前遅刻しt」
真横から聞き覚えのある声パッと振り向く
岩…いやストーンがいた
気づかれた

「ストーン、後ろを向くn…ん?そこにいるのは」

先生に気づかれた

半数が後ろを振り向くと同時に

ざわざわ…

「え、あいつ遅刻?」
「遅刻だ〜〜」
「うわあ〜遅刻」
「うわ〜」

「…………」
先生がこちらをジッと見ている
……とりあえず謝罪

「ごめんなさい!寝坊しましたぁ!」
黙ったままである

曖昧な表情で背を向き席につこうと…

ガシッ

「えっ?」
肩を掴まれた
まさか…

「それで許されるとでも思ったのか?」

「あ……いや…その…」

「まあいい…あとで休憩室へ来い…」
ジュルリ…

何か変な音がしたのはきのせいであろうか…
「さっさと席につけ!」
「あ……はいっ」

その時間は周りの視線・どうしようもない空気を感じ全く落ち着くことが出来いまま…
キーン…コーン…カーンコーン
チャイムが鳴り終わった
「あのさ、休憩室ってどこ……?」
「……説明すんのめんどいから案内してやる、乗れ」と、窓から飛び出す!
「え」
「振り落とされるなよっ」「いや…何いっt」




急降下。

「うわああぁぁー!!」


〜五分後〜

「着いたぜ」
「はぁ、はぁ…あ、ありがと…」


「ま…ドンマイ♪」
「な、なにg
あ…」

聞く前に既に飛び去っていった…

とりあえずそれを見届けて休憩室のドアを開ける

ガララッ…

まるで茶室のような佇まいである
薄緑色の畳が敷かれていると、そこには青色の竜が座っていた

「来たか…まあそこに座れ」

さっと畳の上に座ると
「何故呼び出されたか分かるか?」

「はい…遅刻です」

「そうだ遅刻だ。普通の竜の生徒だったら説教をかましてやるが………お前は人間だからな…恐怖を与えてやるのが一番手っ取り早い


……だとしたら、だ


今から私は何をすると思う?」

「ま、まさか…」

「…そう…喰うのさ…」

「嫌だ…そんなの…嫌だ!」
「ククッ逃がさんぞ…」

ダダダダダ…ガチャガチャやっぱり開かない
逃げ場がないまま

俺は隅に追い詰められた


スー「あれえ〜喰われるの慣れてたんじゃないの〜」
慣れるかよあんなもん!

スー「まっ死なないように頑張って♪」

いつもそればっかりなような気がするが?

スー「うんそうだよ♪」

否定しないのか…どうでもいいけど












閲覧数3000越えてたw
有り難うございますm(__)m
てか更新遅れたなぁ〜
なかなか部活と勉強で暇がないんだなぁ〜

(>_<")
<2012/09/14 22:45 イオン>
消しゴム
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