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そうだ・・・友達ん家に行かなきゃならないんだっけ

「じゃあちょっと出掛けてくる」

「どこいくの〜？」

「友達ん家」

「何しにいくの？」

「何って…何か」

「ついてってもいいかな？」

「……駄目だ」

「何で〜」

「友達が怖がる」

いや、色々と面倒臭くなるからな。ここは、さっさと納得させて行k……

「そんなこと言うなら、食べちゃうよ♪」

そう来たか…

「他の人には見えないから大丈夫♪」

「仕方ないな…」

俺はシーと一緒に渋々出掛けた











〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ーー友達の家


ポチッ
ピンポーン

＜あーい＞

「ほーい」

＜OK上がっていいよ〜＞

「わかったー」

（なにその変な合図……）
（何って…まあいいだろ）
バタンッ

「お邪魔しまーす」

「カシ、用って？」

「ああ〜ちょっとこっち来てくれ」

「あ、うん」

カシの部屋だ
……いつ見てもこいつ変だなあ
こいつ本棚にあきらかに捕食とかに関する本ばっかりあるし、voreに興味あるはずなのに、他の話ばっかりするんだよな

「これこれ」

カシの手に握られていたのは…………白い石

「……で？」

「綺麗だろ〜これがまた高級なパワーストーン何だよ〜旅行中に買ったんだ〜」
ホレホレいいだろ〜と物凄いドヤ顔をかましながら、石を見せつけようとする
「わざわざソレを自慢するために呼び出したのかお前」

いつもながら○ネ夫みたいにうざい


「いやゴメンこれじゃなくて、お前さ、vore興味あるだろ？」

「あるけど何？」

「昨日また竜のvore映画見つけたんだよ〜行かない？」

「行かない」

「え、行かないの？いつものお前なら喜んで飛び付くくせに」

「まあ、今回は遠慮しとく……じゃ」

「そうかあー」

部屋を出ていき帰ろうとする

『イオンそんな趣味持ってたんだ〜』

「帰るよ」

『うん』

「お邪魔しましたー」


よし…家に帰ろう
ととっその前に、自転車の鍵鍵……あった

『あの人間喰われたがり屋かな？』

「さあ、知らね。まっ俺は傍観、見る方だけどな」

『ふーんそっか』

「何独り言、言ってんだ」
「うわっなんだよ」

「いやお前がいつまでも帰らずにしゃべってたからさ」

「ちなみに…聞くけどお前vore、好きなん？」

「まあ…人前では言わないけど好きかな」

「じゃあ３つの中のどれ？」

「うーん、被食かな…」

「……!?」

（こいつまさかの…Ｍか？）

「あんまり人には言うなよハズイけん(汗)」

「分かっとるよ」

『そっかーなら……………じゅるり♪』

『食べちゃ駄目だ』

『えー何で〜』

「ほらっ帰るぞ！」

『はーい』

（あいつ誰と喋ってんだ…）カシは不審に思った……


「あ、あいつ鍵忘れてんじゃん。届けに行こ」








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ーー自宅


（しかしあいつが被食だなんて思わなかったなあ）

そう思ってドアの取っ手に手を掛ける

カチャ

あれ？
開かない、鍵掛けたのか？……仕方ない鍵を…って、あり？鍵がないなあ…
ポケットをあさぐる
無い……カシん家に置き忘れたかな…

『どしたの』

「鍵……忘れてきた
取りに行ってくる」

と、「おーいイオーン」

後ろからカシの声がする
「鍵忘れてんぞ〜」

わざわざ届けに来てくれたのか……良い奴だな

「ありがとー！助かったー」

「じゃあ鍵を…」

バタンッ！

「うわっ！」
突然ドアが開きおでこをぶつけそうになった
危ない危ない

クーが開けたようだ

「どうしたんですかもう」
「鍵を…ちょっと忘れちゃってさ、友達に…」

「おや？この方は…」

「友達」

「ああ友達でしたか」

「うんまあ……じゃあカシありが………大丈夫か？」
カシはクーを見るなり、唖然としている

「おーい大丈夫か〜」

唖然としている

頬をペチペチ叩いてみる
唖然としている

「あ!!」

耳の近くで大声を出してみた

「うわあっ!!」

やっと気づいた

「気が付いたみたいですね……」

「りゅ、竜？何で……」

「まあとりあえず入れ」

「ちょっまっt……」

「良いから入れ!!」

「わ、分かったよう」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カシを巻き込んでしまった













あーもうまた面倒臭いことになりそうだ……

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