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～東の森～
鬼:ジャローダ・ミロカロス・ハクリュー
逃げ:ジャック・ジャッキー・アレン・紅蓮・蒼炎・フレン・ニール

～ジャローダ～
ジャローダ「アイツらどこかしらね～?」

隠れた人間達を探すジャローダ。

ジャローダ「ん? あれは…」

～ミロカロス～
ミロカロス「捕まえたら絶対に逃がさないわよ～♪」
ミロカロス「特にジャッキーはね♪ あら…?」

～ハクリュー～
ハクリュー「アレン何処かしら?」
ハクリュー「絶対に捕まえるんだから!!」

～ジャック 落ち葉の山の中～
ジャック「ここ最高w」

～ジャッキー 木の上～
ジャッキー「なんかここ気持ち良い…」

～アレン 洞穴の岩影～
アレン「この洞窟不安だな～… 場所変えようかな…」

アレンが洞窟を出たその時…

ハクリュー「あら? あれは… アレン?」

ハクリューは近くの洞窟からアレンが出てくるのを見つけた。

アレン「え～と、どこか良い場所は…」
ハクリュー「気づかれないように…」

シュルリ…

アレン「ん…?」
ハクリュー「アレン捕まえた♪」
アレン「うわっ…!!」

アレンはあわててハクリューを振り払おうとする。

ハクリュー「逃がさないわよ～♪」

ギュムウウゥゥ…

アレン「うぐぐぐ…」
ハクリュー「降参?」
アレン「う、うん…」
ハクリュー「やった～♪」

～アレン 捕獲。

～紅蓮 茂みの中～
紅蓮「ん…? 誰か来たな…」

紅蓮のいる茂みから10mほどの距離のところに、
ジャローダがいた。

ジャローダ「いないわね～。」

実はこの時、ジャローダは茂みに紅蓮がいることを知っていた。

紅蓮「よしよし… 気づいてないな。」
ジャローダ「向こうを探して見ようかしら?」

ジャローダはそのままどこかへ行ってしまった。…かと思ったら…

ジャローダ「紅蓮見～つけた♪」
紅蓮「ギャアアァァ!?」

ジャローダは何処かへ行くふりをして、
紅蓮のいる茂みの後ろへ回り込んでいたのである。

紅蓮「こいつだけには捕まりたくない～!!」

紅蓮は猛ダッシュで逃げようとするが…

ジャローダ「私から簡単に逃げられるわけないでしょ♪」

逃げる紅蓮に、自慢の太く長い体を巻き付ける。

シュルッ。

紅蓮「うわぁ!! 放せ!!」
ジャローダ「絶対放さない♪」

ギュウウゥゥ…

紅蓮「グエッ… 苦しい…」
ジャローダ「降参する?」
紅蓮「だ… 誰が降参なんか…」

ギリギリギリギリギリギリ…

紅蓮「う…うぅ…」
ジャローダ「早く降参しないと気絶しちゃうわよ♪」
紅蓮「こ…さん…」
ジャローダ「ん～? よく聞こえな～い♪」
紅蓮「こ…」

ガクッ。

ジャローダ「あら、気絶しちゃった。」

～紅蓮 捕獲。

～蒼炎 岩棚～
蒼炎「紅蓮の気配が消えた…? 捕まって気絶でもしたか。」
蒼炎「アイツもまだまだ未熟だな。」
蒼炎「(ミロカロスだけには捕まりたくない…)」

～フレン 地下水路～
フレン「暇だなぁ～。」
フレン「3DSでもするか。」

～ニール 湖の中～
ニール「あれ… 誰か来た…」

恐る恐る顔を出してみるとそこには…

ミロカロス「誰かいないかしらね～?」
ニール「!?」

ミロカロスがいた。
幸い、向こうはこちらに気づいていない。

ニール「湖の中にいれば、きっと大丈夫だ…」

ところが…

ミロカロス「ちょっと水浴びでもしようかしら♪」
ニール「!?」

このままでは見つかってしまう!!

ニール「か… 隠れられるところは…」

嬉しい事に、近くに奥行き2mほどの窪みがあった。

ニール「あそこだ!!」

ニールは急いでそこに隠れた。

ミロカロス「やっぱり水浴びは気持ち良いわね～♪ あら…?」

ミロカロスは窪みから、泡が出ている事に気づいた。

ミロカロス「何かあるのかしら…?」

窪みを覗いてみると…

ニール「!!」
ミロカロス「あら、ニールじゃない♪」

すかさずミロカロスはニールに巻き付く。

ミロカロス「水面まで来てもらうわよ♪」

ミロカロスはニールに巻き付いたまま、
強引にニールを水面まで連れてくる。

ニール「こ… 降参だ!!」
ミロカロス「降参? …嫌よ。締め落としてあげるんだから♪」
ニール「ひいいぃぃ!!」

そう言うと、ミロカロスはニールを締め上げる。

ギュギュギュギュ…

ニール「う…が…」

ニールは肺を締め上げられているため、
叫び声をあげられず、呼吸も出来ない状態になっている。

ミロカロス「苦しそうね～♪ もっと締めてあげる♪」

ギチギチギチィ!!

ニール「あ…」

ガクッ。

ミロカロス「フフッ♪ ニール捕獲♪」

～ニール 捕獲。

かくれんぼ 中 ～終～

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