Gポイントポイ活
Amazon
Yahoo
楽天
無料ホームページ
楽天モバイル
[UNLIMITが今なら1円]
海外格安航空券
海外旅行保険が無料!
ICE AGE - 旧・小説投稿所A
RSS
|
感想
|
TOP
ICE AGE
|<<
<
13 / 19
>
>>|
「常銃…パスポート……バッジに…」
総司令官室では1人の男が、あたふたと部屋中をまさぐり、雪崩のようにトランクへ詰め込んでいた。彼の名はリドル…長官の兄である。腕にはキラリと光る金色のライバーがあった。
ホールでの惨事を受け、リドルは逃げるため準備に没頭している。海外へと逃走するのか、トランクには「亡命許可証」も入っていた。
「えー……よし!これd…」
ビチャッ…!
ケースを閉じようとした瞬間、頭に粘っこいものが落ちてくる。ふと手をやると、出したてのシャンプーのようにネトネトとしていた。
「な…なんだ…?これ…」
手についた液体を近くのタオルで拭き取り、上を見上げる。
「………………雨漏りか?」
頭上には何も無く、高級木造りの天井があるだけだった。かなり高いためか、雨漏りの様子は見えない…
「か、帰ったら修理しないと……」
銀色のアタッシュをパチンと留め、リドルは非常用の出口へと向かった。
ベチャッ…!!
「え……ま、またか!?」
出口まであと5歩もないというのに、またしても降ってくる透明な液質。リドルは気持ち悪いように後ずさり、壁に背中を合わせる。
リドル「(よ…よく考えれば……雨漏りが粘ってるなんてあり得ないよな…)」
流石に不審感を覚え、おずおずと再び天井を見上げた。
やはり目に映るのは木造りの天井……ではなく、宝石のように煌く体をもち、ひんやりとした冷気を放つ竜…
監視カメラで見ていた氷竜が、そこにいた。
「う…うわああっ…!!?」
「随分と無視し続けてくれるじゃないか……私はそんなに影薄いか?」
氷竜は天井に張りつく足を離すと、床が割れるような音を立ててリドルの体へのしかかった。
「ぐっ……ぐぇあああああっ!!」
1tはあろうかという巨体の下敷きにされ、リドルは身動きを一瞬で封じられてしまった。
ボタボタと顔の前に落ちてくる液体はさっきと同じ……いやさっきより生温かかい。折れそうな首を回すと、ぽっこりと膨らんだ巨腹が…
「おま…まさか弟を……ぐぎぃあああ!!」
「クク……ああ。たっぷり遊んでやったぜ?」
氷竜は軽く足を上げ、ぐるりとリドルを自分へと向ける。そして再び押さえつけると共に、車でさえ呑めそうな腹を押し付けた。
「聞いてみろ……多分まだいるぞ?」
「ぶっ…ぷぐぅ…!!」
聞くも何も、無理やり押し付けられているのだから聞こえてくる。
(…むぁ……兄さ…うぐぇ…うぶぷ……助…けて…くれ…ぐぅ…)
「あ、ああ……そんな…」
「なるほど?兄弟とは面白い……」
修羅顔でゴクリと唾を呑む氷竜。胃壁に揉み込まれる音に埋もれて微かに聞こえる声に、リドルは恐怖と哀願の顔を見せる。
「だ…出せ……出してくれ…お願いだ…」
「フッ……全く兄の鏡だな。残念だが…」
氷竜は腹を離し、顔をゆっくりと近づける。弟の叫びは聞き取れなくなり、代わりに口内で舌と牙の触れ合う音が耳に入る。
ぴちゃぐにゅ……ぬら…
「お、おい…まさかわた、私を…!!」
「それ以外何だと思った?素直に出すか……謝るとでも?」
太陽が急に爆発する確率より低いが、そんな事を僅かに期待していたリドルは、見え隠れするザラザラ舌に汗を流す。
「もう他の輩も全て逃げてしまったからな。最後の朝食ぐらいゆっくり食わせろ。」
「断っ……な、なんで私が!」
「クク……そこに居たからだ。」
柔らかく堅い肉の塊……舌が口から這い出てくる。強靭な足に押さえられて抵抗もできず、穏やかな舐めほぐしが始まる。
ンベロッ…ヌチャァ…ンレロッ…ヌチャァ…
「ぶぇ…や、やややめてくれえぇ!!」
服は一舐めで湿り、二舐めでぐっしょりとなってしまった。リドルの嫌がりも完全無視し、ただ欲望のままに舐める…舐める…舐める。
重厚な舌に蹂躙されながら、少しずつ少しずつ…口の中へと引きずり込まれていくリドル。氷竜は既に5人もの人間を弄んだためか、どうも慣れたような舌使いだった。
「いっ…あはぅ…!!うぶふ…」
「ククッ…続きは中がいいのか?」
ヌメヌメの唾液によって滑りが良くなった体は、静かに上を向いた喉に従い、ズルズルと下がっていく…
<2011/05/15 15:15 ロンギヌス>
修正
削除
全削除
|<<
<
13 / 19
>
>>|
TOP
|
感想
|
RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b