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今は街に向かっている。

先輩から話を聞くと、やっぱりあの人達は討伐隊のメンバーで逃げる

途中にばったり会ったんだとか。

どうせなら最期まで楽しみたかった・・・

ま、まあ死ぬよりましだけど？！消化されて死ぬなら本望とか考え

たことないからね？！

ここで先輩から驚きの一言。

「まさか君があんな趣味だったなんてね〜」

・・・

「はい？あんなってどんな？」

「え？言っていいの？被食f・・・」

「ギャーーーーーーーース！」

なんで知ってるの？ねえエスパーなの？神様なの？

周からの獣人達の何事だという視線が痛いがそんなことより

「な、なんで知ってるんだよ！」

「逃げてる途中にメッセージウィンドウが出てきて、
アレされるのが好きな後輩が、好きなことされて死んじゃうよ。
近くに討伐隊来てるから助けを求めろ
って言うから、そんないい思いはさせないぞって助けを呼んだ」

アレされるって、食べられるってことね・・・

そしてあなたは、ばったり偶然たまたま討伐隊に出会ったのではな

かったのかな？

「ちょっと先輩、失礼します・・・セイヤッ！」

そう言って先輩の顔面に・・・届かないので股間を思いっきり殴っ

た。幸い、股間が急所に設定されていたのか悶絶する先輩。

「ちょ、おま、何するんだよ・・・」

「何で殴ったのか自分で考えてください」

自業自得だ・・・と思う。

「お取り込み中すまないが・・・」

共に街に移動していた討伐隊の一人に声をかけられる。

危うく存在を忘れるところだった。

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