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研究所の大トカゲ − 旧・小説投稿所A

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研究所の大トカゲ
− 研究長の最期 −
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このページは過激な表現やグロ表現があります。ご注意ください。


トカゲは、研究長の腰までを腹に収めた。
トカゲの腹は、どんどん膨れていく。
食道では、研究員の足から腰までがトカゲの胃に向かっていた。
トカゲは、たまに「ベチャッ」と唾液の音を立て、大きく口を開けて、研究長を腰を少しずつ飲み込む。
「人間が…このトカゲごときに…」
と、たまに研究長は、トカゲを見て言った。
やがて、研究長は、トカゲの腹の中へと消え去った。
トカゲは、ツチノコのように膨らんだ腹を見て、舌なめずりをした。
そのころ、研究長は、暑ぐるしいトカゲの食道を蠕動運動によって運ばれていた。その後、着いた胃の中には、研究員の無残に溶かされた白衣が落ちていた。
胃の壁は、ぐちゃぐちゃと動き、強酸性の胃液を分泌した。
「ククク…たとえ私が死んだとしても、後を引き継ぐものが現れるだろう…」
と、研究長は、笑いながら言った。
やがて、蠕動運動が始まり、研究長を揉みはじめた。
胃液が研究長を襲い、胃がぐちゃぐちゃと研究長をもてあそぶ。
むっちりとした胃の壁は、更に動きを激しくさせていく。
たくさんのひだが胃の中で動いていた。
強酸性の胃液は容赦せず、研究長のスーツを溶かさずに、体の中へ侵入した。
研究長のスーツは特殊なスーツで、酸では溶けなくなっている。
しかし、それが裏目に出た。
胃液は、研究長の体を蝕みつくした。
研究長の体をスライムのようになり、筋肉が外に露出した。
そして、研究長は、意識が遠のく中で、目を閉じた…。


ふう、久しぶりに長い文を書いた気がする…。
多分これ以上の文を書くのは無理だろうと思う今日この頃…w
<2012/06/01 17:23 エヴァンゲリオン弐号機>
消しゴム
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