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ハロウィンParty − 旧・小説投稿所A

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ハロウィンParty

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リングマ「おいまて……やめろ…!!!」

バチバチ…バクッ…ゴクン…♪

リングマ「………」

漆黒の体は膨らみ、強靭な袋へと獲物は堕ちていく…

ゼクロムは森中のポケモンを乱獲し、溜まった食欲と鬱憤を晴らしていた。現在イルミア島最高山の頂上にいた。

しかし、絶対的に足りない………
ゼクロムを見て逃げ出す者が多く、捕まえるのに少し苦労する。カイオーガやギラティナなら別だが…


ゼク「ふ〜っ……もうちょっといねえかな〜」

胃袋では呑んだ者が暴れだし、胃壁を殴りつけていた。


ゼク「いっ…!!お前ら……」

流石にリングマの気合いパンチなのか、激しい痛みがとんでくる。だんだん怒りが込み上げてきた。

ゼクロムは胃の辺りに手を当て、ぎゅうっと体側に押し込んだ。

………!!!!!!ぼこっ…ぽこっ…ぷくっ……っ…………

一瞬ものすごい力で暴れたあと、リングマの攻撃は弱々しくなっていき、同じく膨らみも小さくなっていた。


ゼク「ふぅ……今度暴れやがったらただじゃ………それはないか。ヘヘ…」

にやりと口を吊り上げ、再び辺りを見回す。すると遠くの草影が動き、中に何者かが入っている事を表していた。

ゼクロムはそろりとそれに近づき、しばし観察すると、強力な電気を帯びた左手を草塊に突っ込んだ。



?「うがががががが…!!げほっ…げほっ…」

ゼクロム「あれ……人間?」

人間は一昨日に全員排除したはず……生き残り…?

?「いてて……なんだい?君は…」

ゼク「……!」

自分を見ても顔色ひとつ変えず、まるで友達のように話してくる……

人間は白い帽子……変わったトレーナー帽を被り、髪は男性にしては長く薄い緑色だった。さらに腰からは妙な形のキーホルダー…のようなものを提げていた。



?「…聞こえているかい?」

ゼク「ああお前こそ誰だよ…人間はこの島にはいないはずだぞ?」

人間はクスリと笑い、顔を上げて話す。

?「名前か……ないよ…本名はね。」

ゼク「……!?」

?「まあ強いて言うなら…………」






















N……とでも呼んでくれ。



<2011/05/15 15:06 ロンギヌス>消しゴム
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