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【保】命がけの日々 − 旧・小説投稿所A

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【保】命がけの日々

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…って、ちょっと待て。

「っと…なんだKY?」
自分でもこれはないだろ…と思うぐらいのタイミングで待ったをいれた。

「思ったより、ちょっとやばそうだ。場所を移そう」

「ったく…じゃ、草原でやるぞ」
よし…これで少しの時間稼ぎになったか…

(ええっと…たしか、あいつエスパー使うだろ?
あと…なんか知らないけどロンギヌスさんから、メモリが送られてきたなぁ…助かった…あとネイムさんから聞いた話だと、日没はやばいらしい…初めに会った時は明るかったから良かったけど…)

そう思っている内にとうとう着いてしまった…

「よし…じゃ、いくぞっ」
僕はそう言いながら後ろに走って逃げた。

「なんだあいつは…」
ルギアは、気を高めている…ようにみえた。

「くらえっ、ショットガン改!」

ー解説ーショットガン改について
ふつうの市販のショットガンを改造したもの。
あたればただじゃすまない…かもしれない。

ードギュゥンッー
エネルギー波が放出された。

「はぁ…そんな物が俺に通用するかぁ?」
ルギアは、そう言うと、軽々エスパーで跳ね返した。

「やべぇっ」
僕はぎりぎりの所でかわした。

「・・・こらァーッ、少しは手加減しろぉっ!」

「…手加減ってなんだぁ?」

…こりゃあ、ちょっと厳しいかな…



「銃が効かないんなら・・・」

カチッ‐‐CARIVER![聖剣]

ロンギヌスさんから借りたメモリの内、1つを使ってみた。

「おおっ、これは便利な物だね」
トマートの右手には、ひとつの剣が握られていた。

「メモリ…か。卑怯な手を…」

「でも、あんたの所持者の物だよ」

「…マスターのメモリか。そういえばそんな物があったな…」

(たとえエスパーでも剣攻撃は効くだろ)
そう言うと、僕は剣を振りかぶった。

「あのなぁ、エスパーはそんなものに使うもんじゃないぞ?」

…あれ、体が動かない…
ルギアまであと数メートル…という所で僕は倒れた。

「やはり…なにも知識が無い奴だったのか…」

目の前にはルギア。

「サイコキネシス…か?」

「違う。そんな技は覚えて無い。このぐらいの力なら、いくらでも出せる」

「…体が動かないんじゃ、何も出来ないよ…参ったなぁ」

「今すぐ命乞いしたら、許してやる。どうだ?」

ば、馬鹿にしやがって。する訳無いだろ…と言った瞬間、すごい圧力が僕の体を襲った。

「お、重っ…何乗ってんだ…」

返事は無い。

「お、おま…いたたたた!早く降りろ!この…」

シュン…UNICORN![一角獣]

僕はメモリを胴体に差し込んだ。

「この!」
強引に体を起こすと、剣でルギアに突っ込んだ。

ドギュュュンッ!
「む…またメモリを…」

少しルギアが後ずさりしたのが、分かった。

「うお…反動がっ…」
ガイアメモリ初体験の僕の腕は、麻痺っていた。

「もう許せん。後で後悔するが良い…」
ルギアは、大きく翼を振りかぶった。

「まさか…あの技を?」



おい。なんであの技を使うんだ。僕死ぬぞ。

ルギア「(トマートが)うざかったからw」

ええっ…?
※ルギアは、まだ本編では、トマートの特性を知りません
<2011/12/01 22:14 トマート>
消しゴム
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