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【保】命がけの日々 − 旧・小説投稿所A

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【保】命がけの日々

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「よし…ではこのメモリで…」
僕は黄色いメモリを取って腰のスロットに入れた。

『LIGHTNING  マキシマムドライブ(MAXIMUM DRIVE)!!』

…黒い雷雲が空を覆った。

「…ん、なんだ?」

「今だぁ!」

ピシャァアアンッ!!!

「DOOR!!」←トマートの叫び声

メモリの最大の力の稲妻がルギアにヒットした。
その衝撃で僕は吹っ飛んだ。

「はぁ…ハぁ…これは効いただろ…」
僕は地面と向き合わせの状態で言うと、すぐにルギアの元へ急いだ。


「………」

「おい、ルギア?何やってんだ、勝負はまだこれからだZE☆はっはっh…」

ガシ!
いきなり体を掴まれた。というより固定された。

「……?な、何…」

「次から次へと、アホな事ばかりしやがって…」

ブンッ!

「うおっ!」
遠くに放り投げられて、そのまま地面とうつ伏せになった。

「自動的に生き返るなら、無限ループしてやる…」

「くっ…砂喰っちまった…ちょっとふざけすぎたのかな?」

「ふざけ過ぎだ!!」
とルギアが言うにつれて、辺りがだんだん暗くなってきた。

「…ダーク化か…遂に切れたのか」

「こうなった俺は誰にも止められんぞ…」

僕はまた気を集中させた。



ーその頃、トマートの家ー

「はぁ…(ため息)トマート遅いな…そうだ、迎えに行ってこよう!そして後ろから飛び膝蹴りでもしてやろう」
と、弟のトスメは草原へと向かった。
しかし…この後自分に災難が起きるとは知らずに…

ー草原ー

「この!」
トマートはダークルギアにパンチをぶちかました。

シーン…
「……あれ?手応え無し?」

「ダーク化した時の俺の体に受けるダメージはほぼ無に等しい…そんな攻撃で倒れると思うか?」

ガシっ…また体を固定された。

「ちっ…同じ攻撃が何度も通用すると思うのかなぁ?」

「攻撃ではない…封印技だ」
すると掴まれた自分の体が黒く変色していく事が感じ取れた。

「わー、何をする!HA☆NA☆SE!!」
そう言うと僕は体を回転させて、ルギアと距離をとった。
そして立ち上がろうとした時、少しふらついた。
「…お…なんだ?力が入らないぞぉ…」

「それはそうだろうな…闇の効果は触れたものの力をしばらく封印できる」
この声がしたのは前ではなく後ろからだった。

「あ…やばすっ」

「まず一回目…」
グパァアッ…ネチャァ…

「お、おい、落ち着け!待て!まだいいだr…!」
バクンッ!

ー自分の家ー

「くそう…死んだか…こうなったら…おい、トメート!居るかぁ!?」

「なんだよ…うるせえなぁ…」

ご飯のスイッチ押しといて!ちょっと遅くなるから。

ー草原ではー

「全く…こんな暗いのに何をしてるんだか…」
トスメは今、草原に着いた。らしい。


ガキっ…バキィ…ガリッ…
↑ダークルギアがトマートを噛み砕いている効果音

「ん…なに、この鈍い音h…ってルギアァ!?なんか知らないけどダーク化してるし!」

「…なんだ、俺になんか用か?」

「いいえ。何も…」

「俺はお前に用がある」

「・・・それはつまり・・・あなたの・・・」

「体の一部になる事だ」

嫌だぁ!!!!
…トスメのむなしい声が世界中に響いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…次回予告…

トスメが喰われたその瞬間、ちょうどトマートがやってきて…
トマート家最終奥義の技を繰り出す事にしたのであった。

…次回、命がけの日々
トマート、ボロボロになる
の巻。乞うご期待・・・

っておい。題名おかしいだろ。



<2011/12/01 22:16 トマート>消しゴム
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