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スグル湖：PM5:30

シー「ちょっと待って、わけわからない。」

カク「大丈夫だって！」

ホト「私、シーラさんのスキルみたいです！この町に暮らすにはスキルがいるって聞きました！」

カク・シー（（どこ情報だ））

カク「あ・・・。そうだー。」

夏駆斗は何か思いついたのか、企んでいる要素１００％の笑みをこぼしている

カク「実はね〜、シーラのスキルはね〜、エイリアンさながらの姿になることなんだよ〜。」

シー「ちょ、おまっ」

ホト「ええっ！？」

カク「ホントに、背中から触手がムニャ〜っと手足がバッキ〜ッ！」

シー「違うよ！もっとかっこいいよ！」

ホト・カク「じゃ、見せて。」

シー「うぐ・・・」

カク・ホトWIN

シーラはまさに「根負け」を味わった。

シー「じゃ、行くよ・・・、ホントに大丈夫なの？」

カク「大丈夫だって」

シー「アンタには聞いてない。」

ホト「大丈夫ですよー。」

シー「じゃ、いくよ〜。」

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時計塔が６時の音を、強い重低音で鳴らす頃
沈みかけている夕日が、彼らをわずかに照らしていた。

・・・しばしの沈黙・・・

ホト「・・・。」

シー☆「・・・？」

カク「・・・ｗ」

ホト「それだけ？」

シー☆「え」

ホト「いや〜、もっとドカーンとメッキャーってしたのを想像してたんだけどなぁ。」

シー☆「え・・・いや・・・あ・・・うん、なんかゴメン」

ホト「頑張ってくださいね」

カク（想定内だったな）

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スグル湖小屋：PM8:00

シー「お兄さん来たのに、一緒じゃなくていいの？」

ホト「いえ、今晩で最後になりますね。」

シー「そっか・・・荷物まとめ手伝おうか？」

ホト「いえ！せいぜい段ボール３つほどなので」

シー「んじゃ、最後にこの部屋から、なんかもってってよ！」

ホト「ご、ごみ処理ですか・・・？」

シー「！？ち、違うよ（多分）一応、ドラゴンやってるしさ。聖的ななにかがあるかもって・・・」

ホト「せ、性的ななにか・・・」

シー（スケベは兄ゆずりか・・・）

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