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新たな土地、新たなる出逢い − 旧・小説投稿所A
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新たな土地、新たなる出逢い
− ミカサ村へ −
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 渓流にはミカサ村へと続く道がある。道が狭く竜車は通れない。そのため、この周辺に多く生息する丸鳥「ガーグァ」を家畜化し、鳥車として使用している。
無論、こんな道をリーナが歩ける訳も無いので別ルートをとる事になった。ただ、リーナが先に着くと襲撃に間違われる可能性があるのでアカルが村に着いたら手紙を出す事になっていた。
その道中……

「あ、黒い雲が出てきたなぁ…」

 渓流の道を歩くアカル。荷物はリーナが持ってくれるので着の身着のままである。旅の邪魔になる鎧はリーナに任せ、旅装と簡易的ながら防具ともなるユクモシリーズに身を包んでいる。

ガラガラガラガラ……

 と、後ろから鳥車が走って来た。呼び止めるとミカサ村に寄ってユクモ村に向かうらしい。なんでも「ショーチュー(焼酎)」なる酒とマタタビを仕入れるのだとか。御者がアイルーなのにマタタビを仕入れにやって良いのだろうか?
運良く荷台に余裕が有るのでミカサ村まで乗せてくれる事になった。

「旦那。運が良かったニャね。ミカサ村までは……鳥車でもあと一刻ぐらいはかかるニャ。歩いていたらどれだけ掛かるニャか…」

 このアイルーはなかなかお喋りらしい。ちょうど良いのでミカサ村について聞いておく。
彼によると、ミカサ村は「焼酎」という酒の名産地らしい。非常に透明度の高い水が湧き出る泉が酒造りに良いのだという。
後は巨大な船の様な物があり、それに古代文字で「三笠」とかかれていた事が村の名前の由来で有ることも知った。現在は村人達の避難所として使われているとか。だが、船内には良く判らないが大量の機械があり、中央の学者たちが解析と複製を試みている。

ゴロゴロ…ぽつ…ぽつぽつ……ザアァァ……

「降り出したな。」

 ミカサ村の説明が終わった頃、雷鳴と共に雨が降り出した。たちまち豪雨となり、渓流の道ですら流れ落ちる水で川の様になってしまった。

「旦那。飛ばすニャ!掴まってるニャ!」

 アイルーが何かを発見したらしく、鳥車が増速する。見れば前方に雷光虫の群れが見える。
雷光虫は雷の名の通り、触れると感電してしまう。大雷光虫と呼ばれる程に群れない限り死に至る様な電気は帯びないが、厄介なのは変わらない。これならばアイルーが増速を判断したのも頷ける。
が、事はそれだけでは無かった。


趣味爆発です(笑)
ミカサ村は「三笠」から取った名前なんですね。
「三笠」という船、何か判りますかな?ヒントは「日本海」と「ビール」です。
さあて、ユクモ村をモデルにしたミカサ村、その道中で起きた謎の雷…感の良い人は何が来るか…判りますよね( ̄∀ ̄)
<2011/08/30 06:37 リオレイア>
消しゴム
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