テレワークならECナビ
Yahoo
楽天
LINEがデータ消費ゼロで月額500円~!
無料ホームページ
無料のクレジットカード
海外格安航空券
海外旅行保険が無料!
海外ホテル
rain tears -心の涙- - 旧・小説投稿所A
RSS
|
感想
|
TOP
rain tears -心の涙-
- 魔術師たる所以 -
|<<
<
6 / 26
>
>>|
「ば、化け物……」
「に、逃げるなっ!」
それに恐怖と絶望を煽られ、逃げ出してしまう。
これで五人は一人に。
「残すは……お前独りか」
ジュルリと見せつけるように舐めずる。
「く、来るな……」
自分の力量と私とを対して比べずに、
私を討伐しようとする馬鹿な人間は好きだ。
あしらえば、あしらうほど味が出る。
「今宵の晩餐はお前にしようか」
呼吸を整え、身体の奥に問いかける。
封じている魔力を解放する。
「っう……グルルルゥ」
獣人である姿を狼に転身する。
海を想像させる鮮やかな狼に。
横溢する魔力はオーラのように。
「人喰い狼魔女っ!」
「……ほぅ、その名を口にするか」
特にその名が嫌いとは言わないが、良い気はしない。
できれば聴きたくはない。
そいつを押し倒し、その右肩に前足を振り下ろす。
「っぎゃぁぁぁ!? っんぶ……」
軽く、本当に軽く骨は砕け散った。
男が悲鳴を零す。
それを黙らせるように顔をじっくりと舐め上げた。
人間を喰い慣れた舌が味を吟味する。
「普通だな」
さて、周りに邪魔者はいない。
晩餐を楽しむとしよう。
<2011/09/01 21:47 セイル>
修正
削除
全削除
|<<
<
6 / 26
>
>>|
TOP
|
感想
|
RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b