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ジョン「……と、今はこのような状況であり、いつ戦争が起こってもおかしくないのであります。」

ジョン＝アダムス＝バーネット大佐がこの世界の概要を説明してくれたことによると…↓


この世界の人類は 狐獣人 鳥獣人 犬獣人 の三種族が占めていて、動物はドラゴンやユニコーンといった元の世界では空想上でしかなかったほとんどの生物が野生で生息、又は家畜として暮らしているそうだ。

しかし、一部の凶暴なドラゴンその他の生物が

『自分達は普段は穏やかだが興奮すると凶暴になってしまう。それを穏健な奴等は分かってくれず姿を見ただけで逃げたり罠にはめて殺そうとする。』

として穏健な人々を襲い始め、それに反撃すべく穏健派が立ち上がり一触即発状態が続いている…らしい。


鳴門「…貴殿方も複雑ですな。こういった場合は武力より先に和平をすれば片付きやすいですが。」

ジョン「向こうは相当血が騒いでいるらしくコンタクトを取ろうにも取れません。」

岩波「やむを得ん。戦争は必至だな。」

飯岡「…そうみたいですね。」


合同会議の結果、

『穏健派に新日本軍は食料等の生活用品を援助してもらい、見返りとして戦争への参加と技術の知識を与える』

ということになった。

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